カトリックさいたま教区/CATHOLIC SAITAMA DIOCESE

司教メッセージMESSAGES

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復活節第3主日 ルカ 24・13-35

2020.12.26 (日)
カトリック教会では、復活節には、復活節の聖母賛歌(レジナ・チェリ)、歌を唱えますので、一緒に唱えたいと思います。

  神の母聖マリア、お喜びください。アレルヤ。
  あなたにやどられた方は。アレルヤ。

  おことばどおりに復活されました。アレルヤ。
  わたしたちのためにお祈りください。アレルヤ。

  聖マリア、お喜びください。アレルヤ。
  主はまことに復活されました。アレルヤ。

  祈りましょう。 
  神よ、あなたは御子キリストの復活によって、
  世界に喜びをお与えになりました。
  キリストの母、聖マリアにならい、
  わたしたちも永遠のいのちの喜びを
  得ることができますように。
  わたしたちの主イエス・キリストによって。
  アーメン。

 皆さん、おはようございます。今日は復活節第三主日に当たります。
 今日のメッセージとしては、特にミサのリーフレットを手に持っておられると思いますけど、表紙の絵はレンブラントが1648年に描いた有名な絵です。このエマオの弟子たちの箇所が、今日のミサの中で朗読されましたので、このある場面だけを強調して、今日の日曜日のメッセージとして皆さんと分かち合いたいと思います。

 この出来事は、週の初めの日、つまり弟子たちが旅人として歩んでいるイエス様に向かって、この方はもう亡くなって三日経つんですと言います。金曜日の午後にイエス様は亡くなっていますので、ちょうどこの三日目が週の初めの日、つまり日曜日であります。弟子たちはまだイエス様と分からないんですけど、もう夕方になって、目指している村に入りますと、イエス様が道を歩き続けようとしたんです。けれど、弟子たちが、「一緒にお泊りください、そろそろ夕方になりますし、もう日も傾いています」と言って、イエス様を無理に泊めます。この「一緒にお泊りください」という言葉を、今日心に留めましょう。「イエス様、今日一緒に私たちの家に泊まってください」と。

 この新型コロナウィルスのことで、私たちは普段でしたら、日曜日、教会に行ってイエス様と出会います。みことばを聞いて、ご聖体をいただいて、イエス様、私の心にお泊りくださいと言って、エウカリスティアをいただきます。でも、今年は特別に四旬節が始まった2月27日、28日から公開ミサが教区ではできなくなってきまして、それで私たちが今まで慣れてないような、習慣、出来事を歩み始めました。教会に行って、日曜日のリーフレットを取って、そしてページを開きながら、自分の家で、また個人でミサの祈り、そして聖書朗読をしながら、またはロザリオを唱えながら、イエス様の生涯、神秘を黙想しながら、日曜日を過ごすようになりました。

 今回はわたくしが皆さんにも呼び掛けていきたいことは、「主よ、イエス様、私の家に一緒にお泊りください」ということ。朝食の時間、または昼食でも、おやつでも、夕食にきて、一緒に私たちの食事を食べて、そこでこのような、レンブラントが描いたところに、二人の弟子がいるんですけれども、左にもう一人いるんですけど、説明を見ていますと、女の方みたいです。そして、絵の真ん中にはイエス様がいなくて、ちょっと横を向いて、女性に向かって、女性も生きるための光、食卓をイエス様からいただいているみたいです。細かい説明は今、私も覚えてないんですけど、どちらかですね、私たちはこの二人の弟子か、この女性の方のことを表していると思います。特に暗い中で光があって、このエウカリスティアが中心になっています。

 そういう形で私が思い出したのは、ヨハネの黙示録の3章の20節のところに、ラオディキアの教会にむけての手紙ですけれど、「見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。」と。わたくしもこの箇所、大好きなんです。なんかこう、エマオの弟子たちと似ていて、今回特に私たちの家族の家に、イエス様が来て、ベルを鳴らして、ピンポーンとした時に、今いろいろ詐欺のこととかで怖くて、扉を開けなくて、小さな穴から見ますよね。イエス様は私たちが思っているような、髪の毛の長い、髭のある、金髪のような人ではなくて、イエス様は来ると思います。訪れると思います。危険かもわかりません。でも、ぜひイエス様をまぼろしのような形じゃなくて、具体的な姿を受け入れるようにしましょう。私たちの家庭の中で、イエス様を招いて、そしてイエス様にも聖書の説明を聞いたりして、一緒に祈って、知っている歌とか、知っている詩編とかありましたら、また、お母さまのマリア様にむかって、一緒にアヴェ・マリアを唱えたりして、「主よ、私たちと一緒にお泊りください」と。

 そのようにした箇所がもう一つあるんですけど、これで終わります。ルカの10章の38〜42節。イエス様が友達の家、ベタニアにあったマルタとマリアの家に行った時に、皆さんもご存じの箇所ですけれども、お姉さんのマルタの方は一生懸命にもてなしの準備をしていますね。マリアはイエス様の足元に行って、イエス様といろいろ話したり、尋ねたりしています。この二つの姿が、私たちにとって、とても大事なことであって、このエマオの箇所を今日実現するために、このマルタとマリアのことも思い出しましょう。

派遣の祝福
 それでは終わるために、説教の続きですけれど、皆さんのご家族、皆さん一人ひとりの上に、主の祝福が豊かにあるように、祝福を与えたいと思います。主は皆さんとともに。
ありがとうございました。ともに祈り続けましょう。私のためにも祈ってください。よろしくお願いいたします。