カトリックさいたま教区
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ベトナム旧正月のお祝い   S.M.  2013/3/6(水)
2013年の2月10日はベトナムではお正月にあたります。日本に住んでいる子供たちにこの文化と習慣を守り伝えるために、川口教会では2月17日にお正月をお祝いしました。 

ベトナム人にとってお正月は一年中で大切なお祝いです。一年間一所懸命働いて、頂いた実りや富を、お正月のために使います。家族が集まり、一緒に粽や伝統的な料理作りをします。この年がよい一年であるように皆よく祈ります。今年、川口のベトナム人青年たちはSr.マリアランとともにお正月の準備をしました。毎週日曜日に若者たちは集まってベトナムの地図と、さくらの木、祭壇などを作りました。そしてベトナム料理の粽を蒸しあげるために、冷たい強風の吹く中庭で、10時間以上も火の番を交代でしました。皆一致して温かい雰囲気でお正月を迎えることができました。

ごミサの司式はベトナム人のヒェン神父様がしてくださいました。子供たちが神様にお花、果物、私たちが作った粽とハムなどをささげました。そのあと神父様は子供たちと高齢者たちに赤色の袋のお年玉をくばり、みんな大喜びでした。

イベントの前に、ベトナムのうどんや春巻き、サンドイッチ、粽などの屋台がでて、お昼のために買い求める人でにぎわいました。恒例のビンゴゲームで大人も子供も夢中になりました。今年はとくにがんと整形外科の恵まれない患者さんたちを支援するためにすべての売り上げがつかわれるので皆頑張って協力しました。
        
プログラムの中で、お正月を祝うときかならず舞う龍の踊りをしました。これは中国でみられる獅子舞に似ています。今年は青年たちが練習して演じてくれました。ほかに、子供たちが歌ったり、ピアノ演唱したり、空手などをしました。特に4人の青年たちが竈の神様に一年の報告をするユーモラスな劇をして、拍手と笑いにあふれたととても楽しい一日を過ごすことできました。 

みなさんの協力のおかげで200.000円ぐらい頂きました。教会や患者さんたちに分かち合いができ、教会の信者さんたちも大変喜んでいます。神様にいっぱい感謝しました。そして若者たちにもたくさんありがとうございますと言いたいです。今年一年間、もっと困っている人々のためにともに働きたいと願っています。