サポートセンター DISASTER RELIEF CENTER
ボランティア・ダイアリー VOLUNTEERS' JOURNAL
4月度の「いわき訪問」中止が決定 2020/04/06(Mon) ●世界中で、また日本でも新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いています。 ●日本のカトリック教会の司教様方にしても、今までに経験されたことのないケースに対し、苦しい判断をなさった上で、対応を示されているものと感じています。 ●何時も、東日本大震災と原発災害による被災者支援活動を頂いている皆様におかれましても、様々な場面で、それぞれが相応しい判断をされて諸事に対応されていることと思います。 ●さて、2020年4月度の北好間団地及び下矢田団地への「(仮称)カリタスいわき」による訪問活動は3月に引き続き中止となりましたのでご報告します。 ●直前まで準備を進めて下さっていた茨城チームの皆さんには残念なことになり申し訳ありません。 ●両団地の自治会役員の方々も、私たちの訪問の受け入れについて、訪問を楽しみになさっている方々の意見も承知の上で、団地全体の運営を考え決定をされています。 ●何よりも、お集まりになるのはご高齢の方が多いことが心配なさる要因の一つになっていると言えます。 (確かに、2時間弱とは言え、近距離で飲食を共にするとも言える訳ですから。) ●私の元には、訪問を楽しみにしてくださっている方から、再開を楽しみに待っているからとの声も届けられています。 〜閑話休題〜 ●昨年11月に亡くなられた「出羽秀一」さんに関する後日談です。 ●先の3月15日号のカトリック新聞に掲載頂いた拙文にも有りますとおり、彼が亡くなったことについて、いつもご一緒に集会所集まってくださる皆さんは誰一人としてご存じなかったことについてホントに驚きました。 ●思えば、7年間の仮設住宅暮らし(全期間がご一緒だったという訳では有りませんが。)を続ける中で、自治会長として仮設住宅の皆さんの意見を聞いて、役場との交渉や東電の説明会、私たちの様なボランティア団体の受け入れ、果ては、訪問販売や宗教団体の戸別訪問等々に対応してくださっていた訳です。 ●また、復興公営団地に移ってからは、そこでの新たな住民構成でのコミュニティーの構築のため、県の出先との交渉も引き受けて2年が過ぎたところでした。 ●「うん!ケンカもしたョッ、わたしゃ〜! ウンでもな〜、よくやってくれたんだ〜。」と。 (簡単な形であってもご葬儀があれば、たとえ、野の花1本でも手向けたかったこころがあったのです。) ●出羽さんは、予てからこのホームページに活動報告を掲載する際に、顔が載る場合があること、活動紹介の中で自治会長として名前を使う場合があることに全面的に承諾してくださっていて、何度も登場してくださいました。 ●それでも、フルネームは控えていた積りでしたが、11月の追悼ページではフルネームで紹介しました。 ●今年になって、出羽さんの卒業された中学の同窓会幹事の方が、札幌から電話をかけてこられました。 ●とは言え、わたしも出羽さんの逐一を存じ上げている訳ではないので、幹事の方の質問にお答えするだけでしたが、50年近く尋ねていた本人であることは確認できた様で、訃報は故郷の友人にも届いたようです。 ★改めて、インターネットの怖さも感じますがね。 ◎5月18、19日の訪問については、埼玉西ブロックの教会の皆さんの予定ですが、二つの団地自治会には、4月末に確認する予定で連絡を取り合っています。 決まり次第ご報告します。 ◆写真 『花の雲鐘は上野か浅草か』 数々の名句を詠んだ芭蕉さんですが「梅」についての名句が多いとされ、「桜」についての名句は少ないと言われています。 でも、桜と言えば『さまざまのこと想ひだす……』と言われるくらいなのに、少ないと言われてしまうほど凄いということでしょうか。 ちなみに、この鐘は東叡山寛永寺の鐘と金龍山浅草寺弁天山の鐘で、どちらも当時九つあった江戸の「時の鐘」でした。 写真は、熊谷の荒川堤の桜 (2020.4.6) 今年は、天候が安定せず3月18日の開花宣言後、今日でもこれだけ残っていて桜吹雪を見せています。 以上 |
いわき訪問ボランティアについて 2020/04/25(Sat) ●この度の新型コロナウイルス感染症では、世界中がとんでもない状況になっていますね。 ●さいたま教区としても、去る23日に第7次の対応が示されましたとおりです。 ●教会共同体として試練を受けているような感じですが、2000年の間には、戦争やら教会の分裂?やら、考えれば今よりも大変な時期もあった訳でしょうし、あまり、悲観的に考えすぎないようにしなくてはいけませんかね。 ●さて、いつも皆さんからお力を頂いている、いわきへの訪問ボランティア活動ですが、北好間団地、下矢田団地の自治会長さんと連絡協議の結果、取り敢えず、6月度までの訪問は中止とさせていただきました。 ●自治会長さんとの会話から受ける印象は、福島でも感染者が増えてきている中、首都圏の一桁多い感染者数を見ながら、戦々恐々という状況が伝わってくる感じでした。 ●そんなこともあり、今回は取り敢えず6月度まで活動について、こちらから中止を申し入れました。 ●早くから手を挙げていただいた、埼玉西ブロック、栃木県のボランティアさんには、誠に残念ですが、このような状況になり、活動見送りとさせていただきました。 ●7月の再開も簡単ではなさそうですが、もう少し先になってから両自治会と協議の上協議、判断させていただきます。 ◎取り急ぎ報告します。 |