サポートセンター DISASTER RELIEF CENTER
ボランティア・ダイアリー VOLUNTEERS' JOURNAL
北好間カフェ 2019/10/21(Mon) ◆写真左から 【写真をクリッリすると少し大きく見られます。】 @台風19号で北好間団地前の「好間川」は越水し、市街地は元より団地内にも濁流が浸水した A台風の爪痕を残す好間川 B好間団地でも最も道路の低い場所 C北好間団地への緊急支援物資として水(2ℓ×6本)を40箱と多数のタオルを持ち込みました D団地の皆さんは遠慮深いので、お帰りに各自お持ち帰りいただける様に用意しました E演奏は控えていたものの、リクエストを受けてハモニカ演奏をするボランティア F初めていわきを訪れた若者のギター演奏と歌 ●この度の台風19号によって、さいたま教区内でも、茨城、栃木をはじめ多くの地域で被害がありました。先ずもって、被災された皆様にお見舞い申し上げます。 ●また、いわき市でも多くの被害が発生し、訪問日現在でも3万6000戸が断水と言う状況でした。 ●この様な状況もあり、今回の北好間団地訪問については、自治会長さんと連絡を取り、被害の状況や訪問を見合わせることについても相談いたしましたが、自治会長さんからは「少し時間も経つでしょうし、話し相手として来て下されば、団地の皆さんの気持ちが晴れるかも知れませんのでお越しください。」とのお話があり予定どおり訪問いたしました。 ●北好間団地は平浄水場でなく、別系統の好間浄水場から導水している関係で断水はなかったそうですが、住人の親戚、知人の多くの世帯が断水しており、カフェに見えた方の内には、入浴にために四倉から団地まで見えている親戚の方もあるとのお話しでした。 ●さらに、大熊町から避難し、好間工業団地第三仮設での避難生活の後、いわき市内に家を構えた方が今回浸水の被害に遭われたとのお話しもあり、何ともお気の毒です。 ●電話連絡の時点で、今回の被害で団地近くのスーパー「マルト」は営業再開しておらず、いわき市内全体でも「水」が品薄とのことでしたので、熊谷、日立、急遽支援活動に参加してくださった春日部教会の各所でペットボトルの水を94箱調達し、川越、春日部、熊谷教会が調達したタオル多数を持ち込み、北好間団地といわき教会の二か所にお届けしました。(カフェ参加の方には水の箱をご自宅までお届けしました。) ●好間第三仮設にいらして、北好間団地に移られたNさんは床上浸水のうえ、車が水没して廃車することになったとのお話で、言葉がありません。 ●今回の北好間団地訪問は、川越教会の皆さんが初めていわきを訪れる若者も含め、ハーモニカやギター演奏を用意していましたが、「歌舞音曲」の類は控えることにしていました。 ●ところが、カフェ参加者の皆さんからのリクエストによって、後半はハモニカやギターの伴奏で歌を唄われ、「たのしかった!」とのお声を頂きました。 ◎今回は、春日部教会の信徒が災害支援活動のため、自らの軽トラに大量の水を積んで特別に同行してくださいました。 |
下矢田団地カフェ 2019/10/22(Tue) ◆写真は左から @いわき教会に搬入した水など A解体が始まった高久第8仮設 B川越教会の若者外によるギター演奏と歌 C団地最高齢97歳のIさん D歓談の様子 E熊谷ラグビーの宣伝「スクマム クマガヤ」煎餅 ●22日は、いわきも雨の予報でしたので21日のカフェ後、断水の続くいわき住民のため(教会は通水しています。)に役立ててもらう支援物資として「水」(2ℓ・6本)50箱とタオル、ゴム引きの長手袋、ゴミ袋、マスクをお届けしました。 ●21日に見に行った、特定延長者を受け入れていた高久第8仮設は、いよいよ解体工事が始まっていました。 ●下矢田団地のカフェでは、全自治会長さんの出羽さんがご不在でしたが、何時ものメンバーが見えておられました。なお、下矢田団地では、台風19号による直接の被害はなかったそうです。 ●カフェでは、ハーモニカ演奏や初めていわきを訪れた川越の若者によるギター演奏と歌などで楽しんでいただきました。 ●その後、団地で一番の若手97歳のIさんによる民謡でお願いした「若もの歌くらべ?」では、団地代表の圧勝でした。 ●カフェでは、雨天でもあり久々に温かいココアの提供でも喜んで頂き、和やかな寒暖(歓談)の内の終了しました。 ●カフェ後は、被災地に初めての方もあり、楢葉町「やぶそば」での昼食後、帰還困難区域を通り、浪江町の希望の牧場まで訪問してきました。帰路途中では、大熊町で帰還困難区域が解除された「大河原地区」に行き、建設された大熊町役場も訪ねてみました。(あいにく、本日は休日になっていたので開庁はしていませんでした。) |