サポートセンター DISASTER RELIEF CENTER
ボランティア・ダイアリー VOLUNTEERS' JOURNAL
第31回全ベース会議、サポートセンター会議 2017/12/01(Fri) ●一昨日の11月30日〜12月1日の二日間、東日本大震災支援の全ベース会議とサポートセンター会議が開かれました。 ●31回目となる今回の会議は、福島の原発被災地を訪ねて、現地で開催されました。 ●一日目は、仙台から発車したバスと南相馬市内の原町教会敷地内にある「カリタス南相馬」(旧、原町ベース)に集合するメンバーとが合流し、原町教会からは一台のバスに乗車し、カリタス南相馬のスタッフから被災地の状況を説明していただきながら、国道6号線を南下して帰還困難区域を抜け、楢葉町の天神岬の宿舎に着きました。 ●カリタス南相馬の案内は、よく準備されたコースと、とても素晴らしい案内でした。案内をして下さったのは、名古屋出身で看護師でもあり、2014年から原町ベースで働かれているスタッフですが、旧原町ベースで活動をするうちに、放射線の勉強が必要であることに気づかれ、改めて大学院で放射線の勉強を積まれた方です。 ●翌日は、4名の司教様方、関係の神父様方の共同司式によるミサの後、午前の全体研修は、これもカリタス南相馬のベース長であるSr.畠中が、自ら歩んでこられた道を振り返りながら、今回の「原発災害」と言う複合的で難解な状況に対応しての活動とご本人のお考えを話してくださり、Sr.の誠実なお気持ちが伝わるとても良いお話しでした。 ●その後、全ベース会議、サポートセンター会議が別々に開かれました。 ●午後からの楢葉町〜もみの木までの車中では、もみの木ベース長の「しょうもない話」を聞きながら、皆さんお疲れになってもみの木に到着されました。 ●もみの木では、日立教会のボランティア3名が、もみの木コーヒーを用意して出迎え、30分ほどの休憩時間でしたが、もみの木コーヒーを召し上がって頂くと共に初めてもみの木を訪ねられた方々に見学していただきました。 ●その後、バスは、郡山駅に向かい、そこで解散。仙台教区のスタッフ方は、そこから仙台に向かわれました。 ◆写真(左)は、朝のごミサの様子。正面は4名の司教様方。 ◆写真(右)は、全ベース長会議の様子。今回の議事進行担当のSr.による開会の祈りの様子。 |