サポートセンター DISASTER RELIEF CENTER
ボランティア・ダイアリー VOLUNTEERS' JOURNAL
(楢葉町)高久第8仮設カフェ 2017/10/04(Wed) ●本日午前の大熊町下矢田第2仮設のカフェは、集会所の事情から中止となっていました。 ●午後からは、水戸教会のお三方と楢葉町の高久第8仮設を訪問しました。 ●こちらでも帰町される方、他市町村へ転出などが進み、カフェ参加者も減少はしていますが、それでも計9名の方々がお集まりくださいました。 ●9月24日付のカトリック新聞コラムに掲載させていただいたご自宅を持つのは此処の仮設にお住いのEさんです。あらかじ許可を頂いていましたが、記事をお持ちして改めてお礼申し上げました。 ●皆さんの話を伺っていると町での暮らしへの不安、特に交通手段についての話が多く出ています。 ●もみの木が、楢葉町役場に問い合わせていた状況では「300円タクシー」を走らせて交通手段を確保しているとのことでしたが、住民の方々は、その制度も国の補助金があってのことで、何時まで続くかは不透明だとのお話でした。 ●私が写真を撮らしていただいたお宅でも、国道から4キロほど山に向かったところですが、途中には双方向の交通が厳しい箇所も見られました。帰りには「リス」が道を横断するほど自然は豊かですが、家族が同居しない場合の高齢者一人暮らしは厳しいのではないかと感じさせられたところです。 ●今日は「十五夜」と言う事で、仮設のNさんが、もみの木さんへと「芒と萩」を用意しておいて下さいました。 ●夜には、もみの木のテラスにそれを飾り、お月見をいたしました。(少々、肌寒い気温でしたので、念のため、身体の内部から温めながらのお月見でした。) ◆写真(左)は、高久第8仮設カフェの様子。皆さんの話を伺い、改めて、いろいろな不安があることが分かりました。 ◆写真(右)は、頂いた「芒と萩」を挿して十五夜の月を眺めたところ。遠方に小さな月が見えます。(デジカメではこれが限度と言うところですが、良い月でした。) |