サポートセンター DISASTER RELIEF CENTER
ボランティア・ダイアリー VOLUNTEERS' JOURNAL
もみの木 6月度再開 2017/06/05(Mon) ●本日から6月の活動再開しました。 ●午後から、クラフトをおやりになっている方々が三々五々集まられて、賑やかに話し合いながら手芸品をお作りになっていました。 ◆写真は作品の一部。 |
(楢葉町)高久第6仮設カフェ 2017/06/06(Tue) ●本日から、2泊3日で土屋神父様ほか3名の桐生教会の皆さんがボランティアに来てくださいました。 ●群馬県の皆さんは、早くから「もみの木出張カフェ」を支えてくださっていますが、本日のメンバーでも高久第6仮設は初めてという事でした。 ●担当週を変えたことで初めて伺う場所になったので、仮設の方々にとっても新鮮な感じで話が出来ている様子です。 ●本日は、ご常連の女性Nさんの誕生日会。とても喜んでくださいました。 ●幼稚園のお子さんも、おばあちゃんと参加。 ●なお、本日から町の「支援員」さんが新しい方になりました。楢葉町は、いわき市内に15か所くらいの仮設があり、支援員の担当替えも定期的にあるようです。 ◆写真は、何時も楽しい話の途切れない自治会長のK村さんとボランティア。 |
(大熊町) 下矢田第2仮設住宅 及び (楢葉町)高久第8仮設カフェ 2017/06/07(Wed) ●本日も引き続き、土屋神父様と桐生教会の皆さん。 ●ここのところ少人数になっている下矢田第2仮設は5名の参加をえて、震災当初の厳しい話。 ●東京電力の関係者は住民が避難指示を受ける前に行動していたとの話。(この話は、大熊町のどこの仮設でもうかがう話である。) ●双葉消防署の署員と大熊町役場の職員が仮設の確認に来て、カフェに立ち寄りコーヒーを振る舞った。 ●ボランティアさんが作ってこられた小物入れをお配りし、喜ばれた。 ●午後の高久第8仮設は、珍しく男性4人と女性1人の少人数。最終的には支援員のK松さんが見えて6名に。 ●少人数ながら、地図を広げての楢葉町の具体的な話に発展し、充実した話。 ●また、これから迎える不安な様子についても、忌憚なく話され、ボランティアさんも只々頷くだけ。 ●困難な状況が待ち構えている話を伺って、ショックを受けたとのこと。 ◆写真(左)は、プレゼントした小物入れ。(帯の生地で出来ています。デジカメを収めたところ。) ◆写真(右)は、高久第8仮設では珍しく少人数のカフェ。ココの仮設は男性が積極的に参加してくれます。 |
(大熊町)好間工業団地第3仮設カフェ 2017/06/08(Thu) ●本日午前は、桐生教会の皆さんのボランティア活動4コマの最終訪問先。 ●好間第3仮設も、仮設住宅の使用期限のこともあり、転居などにより、お住いの方は少なくなっていますが、それでももみの木カフェには皆さん寄って下さいます。 ●今日は、H本さんのお誕生会、皆さんとても気持ちよくお祝いくださいました。 ●もみの木の持ち込んだ歌集で、H本さんに歌を唄ってお祝いしました。 ●土屋神父様は、仮設のY田さんから、「震災当初、湯本教会にいらしたSr.川上に大変お世話になった。」というお話を伺っていました。 ●ボランティアさんの作った、帯布を利用した小物入れを差し上げると、仮設の皆さんからはラベンダスティックのプレゼントを頂戴してしまいました。 ●福島やさい畑から頂いた支援米をお配りして喜んでいただきました。 ◆写真(左)は、お誕生ケーキのロウソクを吹き消す H本さん。 ◆写真(中)は、震災当時の話を聞く土屋神父様。 ◆写真(右)は、もみの木の持込み歌集で皆さんで声を合わせての歌風景。 |
(大熊町)下矢田仮設カフェ 2017/06/13(Tue) ●本日は、栃木県・県央プロック(松が峰教会、峰教会)の皆さん。 ●長い活動期間ながらも、初めて下矢田仮設に伺うボランティアもありました。 ●本日の仮設カフェでは、仮設からは転出なさった方が、もみの木カフェを楽しみにと、集会所に皆さんを訪ねて下すって、コチラとしても嬉しい気分。 ●久々に、T中さんの修行の成果なる「ぬいぐるみ」を頂戴しました。 ●鹿島街道沿いの復興公営住宅の足場が外れ、外枠は出来上がってきている様子でした。内装の仕事の進み具合によって、完成時期が決まってくるでしょう。 ◆写真は、T中さんから頂いた「ぬいぐるみ人形」 |
(大熊町)上神白仮設カフェ 及び (楢葉町)高久第9仮設カフェ 2017/06/14(Wed) ●本日午前中は、栃木中央ブロックのお三方が、初めての上神白仮設を訪問。 ●上神白仮設のフレンドリーな皆さんと和気藹藹で進みました。 ●ボランティア3名は、F山さんのおばあちゃんから「さるボボ」の魔よけの飾りを頂戴しておお喜び。 ●途中、いわき東署の警官4名が来訪し、皆さんとお話。警官4名の内一名は千葉県警からの出向者でした。 ●午後は、いろいろな状況が重なり、ベース長1名にて高久第9仮設カフェを担当。 ●高久第9の「北島三郎」こと、W辺さんを含む3名の誕生日会。 ●カフェの途中、自治会長のKさんに断り、M本さんの所へコーヒーの出前をお届けして、10分弱話し込んできました。 ◆写真(左)は、上神白仮設に訪問した、いわき東署の4名。 ◆写真(中)は、千葉県警から出向の警察官。 ◆写真(右)は、高久第9仮設の誕生日会。該当者のWさんの嬉しそうな顔。 |
(楢葉町)高久第10仮設カフェ 2017/06/15(Thu) ●本日は、事情によりボランティア不在でしたが、聖母訪問会楢葉修道院のSr.お三方が同行して下さり、カフェ応援に当たって下さった。 ●早めに到着し、会場準備が整う頃、高久第9仮設のW辺さんが見えた。伺うと、第10仮設のS木さんを訪ねてきたが不在。もみの木の旗を見て立ち寄ったとのこと。 ●S木さんはすぐ見えて、男性二人からスタートすると徐々に人が集まり何時ものペース。 ●ところが何時もの体操教室への参加者が少なかったようで、流れてのもみの木カフェ参加者も3名と少なかった。 ●はじめ委第10仮設に見えたシスターお二人は、積極的に話に加わっておられた。Sr.方が、楢葉町八石(はちこく)に在住と話すと、仮設の方々の反応は全然違ったものとなり、一気に身近な感じになって話が続く。 ◆写真(左)は、T原支援員による本日の白板絵。なじかは知らねど6月15日は「中華の日」だそうで。 ◆写真(中)は、テーブルに着いて話し合いに混じるシスター。 ◆写真(右)は、高久第9のW辺さんが第10の知り合いを訪ねて「もみの木」の旗を見て寄って下さいました。 |
(楢葉町)小名浜林城仮設カフェ 2017/06/20(Tue) ●本日は、水戸教会のお二人と、聖母訪問会のシスター3名で小名浜林城仮設を訪問。 ●誕生日会は、長いこと自治会副会長を務めてくださっていたW部K子さん。 ●今は楢葉に自宅をリフォームされたそうですが、本日はお友達二人を連れてきてくださいました。 ●久々に顔を見せてくださった方もありました。 ●来月の予定を伝え、7月は猪狩自治会長さんの誕生月で、外にお二人の該当を報告。 ●お一人はしばらく見えていないことが分かると、お友達がわざわざ電話をしてくださり、「来月のカフェで会いましょう。」と言うことになりました。 ●皆さんからは、「もみの木の誕生会があるから、みんなが集まれます。ありがとう。」との言葉を頂き恐縮。 ◆写真(左)は、誕生会のW部さんをお祝いする「ハッピーバースディ」を皆さんで歌う。 ◆写真(右)は、シスター方も積極的に話に参加しているところ。ボランティアはカフェサービスに専念。 |
(楢葉町)飯野仮設カフェ 2017/06/21(Wed) ●本日は水戸教会のお二人と飯野仮設を訪問。水戸の方々にとってもそれぞれ二度目の訪問。 ●到着すると前回出前で伺ったKさんが、お一人で待っていてくださった。 ●本来デイサービスの日だったそうですが、今日はカフェを優先して下さった様子。果たして、仮設支援員を加えて2名の参加者。 ●談話室お隣のYさんも体調が優れずに自宅で過ごすとのことで、コーヒーとケーキを出前でお届けした。 ●飯野仮設に伺って丸3年が過ぎようとしているが、以前からカフェによく来てくださっているKさんが、大変なご苦労のあった身の上を涙ながらに語って下さった。 ●そのKさんもご家族の意向もあり、来月は首都圏の某県に引っ越すことになったとの話。想像を絶するようなご苦労をなさったのに、今もなお望郷の念が止まない楢葉町に帰ることも出来ず、84歳になって見ず知らずの町に移住する。 ●東京電力の危機管理の杜撰さから起きたこの度の事故が、このような人々の人生にどれだけの災難を振りまいたことかと思わずには居られない。 ◆写真(左)は、Kさんがくださった松ぼっくりを利用して作られた飾り物。 ◆写真(右)は、以前くださった同様の飾り物(ケースに入れてある物)と並べて。 |