サポートセンター DISASTER RELIEF CENTER
ボランティア・ダイアリー VOLUNTEERS' JOURNAL
(大熊町)好間工業団地第3仮設カフェ 2016/12/01(Thu) ●引き続き、高崎教会ディンプルアートチームの皆さんが担当。 ●もみの木ボランティア活動としての最後のディンプルアート作成は、先日火災発生があった好間第3仮設カフェでした。 ●本日は朝から雨の中も、9名の方々が集まって下さった。 ●まず、ディンプルアートのボランティアは、今回が最後の訪問であることをお断りして始める。 ●仮設の皆さんからは、先日の火事見舞いへの感謝の言葉を頂くとともに、仮設の方々が作られた手作り作品をいただいた。 ●ゆっくりとお茶を飲みながら会話をした後、ディンプルアートの作品作成。皆さん2つづつ作られて、最後のディンプルアート作品を完成させた。 ●用事があると言われてカフェを中座されたご夫婦も、終盤に戻って見えて、お二人で作品を仕上げられ、ボランティアにとっても嬉しいことだった。 ◆写真(左)は、仮設の方々から「もみの木ボランティアの皆さんへ。」と頂いた手作り作品。【代表して朝尾が受け取りました。】 ◆写真(中)は、今回最後の訪問となるボランティアチームが、皆さんとゆっくりと話し合いを持ったところ。 ◆写真(右)は、もみの木ディンプルアート最後の作品を仕上げて。 |
(楢葉町)高久第6仮設カフェ 2016/12/06(Tue) ●本日午後と明日の午前は、栃木県小山教会・足利教会の皆さん。 ●楢葉町の高久第6仮設では、4人の誕生月該当者のうち、お二方が参加。また、参加者も10名と久々に二桁に。 ●栃木の「マ・メゾン光星」からのクリスマスもみの木クッキーをお配りしたところ、皆さんに大好評。ある方は『昨年頂いたクッキーを今でも部屋に飾ってあります。』と、うれしいお話を頂いた。 ●自治会長のK村さんが、ご用事で出ておられたが、カフェ後半に成っても顔を出してくださった。 ◆写真は、マ・メゾン光星からのクリスマスプレゼント「もみの木型クッキー」を頂いた報告のポーズをとって下さっているところ。 |
(大熊町) 下矢田第2仮設住宅 及び (楢葉町)高久第8仮設カフェ 2016/12/07(Wed) ●本日午前は、引き続き栃木県の皆さん。 ●このところ参加者の少なくなった下矢田第2仮設へ。 ●それでも、途中から大熊町社協の職員2名も加わり、それぞれ思い思いに話が進んでいました。 ●今日伺った初めての話でしたが、前副会長のMさんが四倉で実際に言われた話だそうですが、「朝、ご近所の方に『おはようございます。』と挨拶したら『おはようございますじゃ無いでしょ!、お世話になってますでしょ!』と言われて、何とも悔しくも、みじめになった。」との体験談でした。 ●横浜で、「菌」呼ばわりされた、避難者の子どもさんの話がありましたが、子どもは親の態度を鏡のように映しています。 ●何とも、人間は何処まで意地悪になれるのか。と思わされます。 ●午後は、埼玉北Bのお三方が到着。 ●高久第8仮設で、にぎゃかなカフェに。 ●看護師さんの血圧測定もありました。 ◆写真(左)は、マ・メゾン光星から届いた、クリスマスの「もみの木クッキー」を頂いたD自治会長さん。 「ありがとうございます。」の図。 ◆写真(中)は、大熊町社会福祉協議会職員の巡回の様子。 ◆写真(右)は、楢葉町の高久第8仮設での血圧測定と健康相談の一コマ。 |
(大熊町)好間工業団地第3仮設カフェ 2016/12/08(Thu) ●本日は、埼玉北Bから深谷教会の3名がボランティアに。 ●このうち1名は初めてのもみの木ボランティア参加。 先日、好間の皆さんからいただいた手芸品を身に着けて訪問し、先ずはそこから会話が始まりました。 ●今月は、先の火災で焼け出されてしまったTさん宅の上のお子さん(幼稚園児)が誕生月でしたが、Tさん宅は火災の後急いで住宅を手配し、転出されたとのことでした。 ●参加者は6名と少人数でしたが、ボランティアとゆっくり話が出来ました。 ●マ・メゾン光星からのクリスマス・もみの木クッキーをお配りしたところ、『仏様に上げさせていただきます。』(長い間、看病を続けておられたご主人を今年亡くされた方。)と大切にお持ち帰りになりました。 ◎本日は午後のボランティア活動がない日で、カフェの後、好間から大熊町など通行可能な現地へ視察に出かけました。 ◆写真は、クリスマスクッキーを頂いての皆さん。 |
(大熊町) 下矢田仮設住宅カフェ 2016/12/13(Tue) ●本日からは、土浦教会のお三方がボランティアに。 ●下矢田仮設では、2名の方の誕生日会。お二人揃ったところで「ハッピーバースデイ」の歌からスタート。 ●本日は「とすねっと」の大崎司法書士がはじめての下矢田仮設訪問に同行。 ●大崎司法書士は、よろず法律相談の相手はいなかったが、いつも大量にぬいぐるみを下さるTさんとサッカー談義を開始。 ●Tさんは、ご自慢のJ1、J2、J3のユニフォームコレクションを次々に持って来てはご披露。とても満足そうにみえました。 ●また、本日はTさんからゲームでゲットした「招き猫」の置物を頂戴しました。 ●終盤には、ボランティアさんが「介護予防健康体操」を実施して喜ばれました。 ◆写真(左)は、Tさんから頂いた「招き猫」の群れ。 ◆写真(中) 置物はソーラー電池仕掛けで、左手(正しくは左前脚?)を招くように振ります。 ◆写真(右)は、介護予防健康体操の様子。 |
(大熊町)上神白仮設カフェ 及び (楢葉町)高久第9仮設カフェ 2016/12/14(Wed) ●本日午前は、引き続き土浦教会のお三方。 ●上神白仮設での誕生日会は、本日14日がお誕生日というご婦人。「家では、(自分のために)こんなことやってもらえない。」とご自分の名前の書かれたケーキをとても嬉しそうにご覧になっていました。 ●各テーブルで、歓談が続いた後は、ひざ痛や腰痛予防に役立つ健康体操を実施。此処の皆さんはとても積極的に取り組まれます。 ●来月の日程が一日前倒しになること、4月からは月に一度の訪問になることについて、自治会長さんに説明したところ、ご一緒に居た前自治会長ともども、「例え、月に一度でも、毎月こうやって来て下さることは、本当に有り難いことです。よろしくお願いします。」とのことで、『コチラもしっかりやらなきゃ!』と思った次第です。 ●午後からは、取手教会のお三方がボランティアに到着。また、聖母訪問会のSr.藤原も到着して高久第9仮設へ。 ●ここのカフェは、本日も17人と大勢の参加を得て大賑わい。次々とくる飲み物のご注文に大忙し。 ●そんな中でも、いつもポツンと一人で別のテーブルに座っている高齢のご婦人が見えていないことに気が付いたボランティアが、参加者の案内を得て、その方のご自宅にコーヒーを持っての出前訪問。 ●結果は、訪問を喜んでくれたその方が会場の集会所まで来てくださり、大収穫の出来事と思います。 ●また、ボランティアが「よそ者」であることで、愚痴話が出来ていると感じらせる場面もあり、出張交流カフェの意味が感じられた日でもありました。 ●支援員のMさんも、親切で、理解のある方で助かりますね。 ◆写真は、上神白での介護予防体操の様子。自宅で座ったままできる体操で、「腰痛予防に良い」と聞くと、皆さんまた一段と積極的に取り組まれていました。 |
(楢葉町)高久第10仮設カフェ 及び (同町)小名浜林城仮設カフェ 2016/12/15(Thu) ●先週末は「カリタスさいたま」企画行事などあり、遅ればせながらのカフェ報告です。 ●15日午前中は、高久第10仮設を訪問。ボランティアは取手教会のお三方。 ●先月が誕生月のS木さんが見え、先月は楢葉町に出来た除染土等処理施設の開設式(火入式)に招かれていて楢葉に居たとの報告を頂きました。 ●地権者のお一人とのことで、「復興のためには協力せざるを得ないが、自宅は楢葉町でも一番線量の高い地域で、帰町は選択できない。」 ●ボランティアも皆さんと話をしていて、仮設の方が支援員に「町に何人帰っているか。」などとを聞いている様子に、震災後6年、制限の解除、仮設の使用の終了等々複雑な現実を実感する。 ●午後は、キリスト教会の宇都宮松原教会のお三方が担当。林城仮設は初めてという方も。 ●今月の誕生会は、本日15日が満88歳の誕生日ということで、もみの木からは米寿のお祝いに「紅白饅頭」を用意して参加者の皆さんに振る舞った。 ●また、今は転出されたKさんが久々にカフェに参加され、お祝いにと、「昆布の煮しめ」を沢山作って来て下さり、皆さんで美味しく頂きました。 ●松原教会の皆さんが用意された歌集とギターの伴奏で歌を唄って楽しみました。 ●久々にI自治会長さんがみえて、一層和やかに進展。 会長さんは、楢葉町に帰町する準備を進めていて、聖母訪問会のSr.とも親しくお付き合い頂いている方です。 ◆写真(左)は、高久第10仮設の支援員Tさんが、集会所の白板に日めくりカレンダーの如く書いている絵。 走る僧侶(師)?を見て驚く侍の図。に見えます。 因みに、「超高速参勤交代」と言う映画のモデルは、湯本近辺の「湯長谷藩」(現いわき市) ◆写真(右)は、林城仮設での誕生会のお二人。向かって右が米寿を迎えられたSさん。 |