サポートセンター DISASTER RELIEF CENTER
ボランティア・ダイアリー VOLUNTEERS' JOURNAL
(楢葉町)高久第6仮設カフェ【ボランティアは栃木G那須教会の皆さん】 2015/12/01(Tue) ●今日からいよいよ12月。防寒対策をよろしくして見えたボランティアは、「いわきは意外と暖かですね。」と少々拍子抜けの様子。 ●それでも、高い位置にある「もみの木」周辺は風当たりは強く、薄手の防風着があると良いところ。 ●本日の高久第6カフェの誕生日会は、「お誕生日会だからオメカシして来ました。」との該当者の言葉に、皆さんの拍手喝采から始まりました。 ●ここは、いつも大声で歌を唄う仮設を承知のボランティアが、季節の唄を集めたプリントを持参し、喜ばれ、全曲を唄いました。(季節の唄の他に「トン、トン、トンからりっと「隣組」が入っていたことも大いに受けてましたね!) ◆写真(左)は、カフェ会場の小さな談話室の前で、風になびきながら「もみの木」開店中を知らせる「のぼり旗」。(この旗は、水戸教会信徒からの寄贈によるものです。) ◆写真(右)は、声を揃え(また、少々、揃えなかったりし)て季節の歌を唄い楽しまれる皆さんの様子。 |
(大熊町) 下矢田第2仮設住宅 及び (楢葉町)高久第8仮設カフェ 2015/12/02(Wed) ●本日午前の下矢田第2仮設カフェは、昨日に引き続き、栃木G那須教会の皆さん。 ●徐々に仮設を転出される方もあり、カフェ参加者は減少傾向。この日も5名の方が集まってくださったが、仮設には引越センターの車も出入りしていた。 ●那須の「マ・メゾン光星」から頂いた、クリスマス・もみの木(型)クッキーは、今年は大熊町の方にお届けすることにして、本日からお渡し開始した。 ●午後の楢葉町民の高久第8仮設は、埼玉北の東松山教会のお二人で担当。 ●ボランティアの持込んだ漬物から、漬物談義へと発展。ご婦人方は活発に意見交換。 ●カリタスの東北応援カレンダーへ掲載されたお三方に カレンダーをお届けした。 ●カフェでは、ケン玉や綾取りを仮設の方々と遊ぶ。 ◆写真(左)は、マ・メゾン光星からの支援物資である もみの木(型)クッキーをお配りした。 ◆写真(中)は、カリタスカレンダーをプレゼントされて、9月のページに掲載されている参加者。 ◆写真(左)は、ボランティアに綾取りを教えてくださっているところ。 |
(大熊町)好間工業団地第3仮設カフェ 2015/12/03(Thu) ●ボランティアは、埼玉北ブロック東松山教会のお二人 ●好間仮設にしては、珍しく少人数で8名の参加者でしたが、その分、個別のお話ができて良かったとの発言も。 ●昨日に続いて、ボランティア持ち込みの「漬物」を提供すると、参加者最長老のご婦人が、ご自宅からご自慢の漬物を取って来られ、ふるまわれました。 これがまた、「美味しい、美味しい」の声が上がり、ご婦人は、とても嬉しそうでした。 ●「マ・メゾン光星」からのクリスマスバージョンの「もみの木」型クッキーをお渡しし、本日は15分程早めの閉会と相成りました。 ◆写真は「マ・メゾン光星」からのもみの木型クッキーを手に「お礼をお伝えしてください。」との参加者。 |
(大熊町) 下矢田仮設住宅【ボランティアは茨城のつくば教会】 2015/12/08(Tue) ●本日は、つくば教会の皆さんがボランティアに参加。 ●つくば教会の皆さんは、オカリナを練習しての参加。 仮設の皆さんに歌と、演奏を披露して喜んでいただきました。 ●誕生日会の時は「ハッピー・バースデイ」をオカリナの演奏と共に皆さんで唄ってお祝いしました。 ◆写真(左)は、バースディケーキを前に、オカリナの 「ハッピー・バースディ」演奏に聞き入る誕生月該当者のお二人。 ◆写真(中)は、つくば教会オカリナ演奏団の皆さん。 ◆写真(右)は、オカリナ演奏で小学唱歌を唄う皆さん。 |
(大熊町)上神白仮設カフェ 及び (楢葉町)高久第9仮設カフェ 2015/12/09(Wed) ●本日午前は、つくば教会の皆さんが上神白仮設を訪問。 ●オカリナ演奏で、唱歌とクリスマスソングを演奏し、アンコール曲も披露した後に、「オカリナで『故郷』の演奏できますか。」とのリクエストがありました。 ●ここのグループは、昨年同期にこの仮設で「故郷」を演奏し、仮設の方々に悲しい思いをさせたという意識があり、「故郷」は封印していました。 ●思わぬリクエストに、楽譜なしで急遽演奏し、2番で一度止まった歌も、要請で3番迄唄い進めましたが、リクエストされた方ご本人が、ハンカチを当てながら歌う姿に半泣きしながらオカリナを吹くボランティアも……。 ●特に、大熊町は簡単に帰れない場所です。人々の想いは本当に複雑ですが、ボランティアの持って来ている励ましの気持ちは、確実に伝わったと思います。 ●午後の高久第9仮設は、茨城の取手教会の皆さん。18人のご参加があり、賑やかにカフェが進みました。 ●楢葉町では、大みそかに町内で行う年越しイベントで使用する「ペットボトルイルミネーション」作りが行われていました。 ●ボランティアにも「もみの木さんも、メッセージボードに何か書いてよ!」との声もいただき、ボランティアが励ましの言葉を書き入れたり、ペットボトル作りをお手伝いしました。 ※本日は、神奈川県の藤沢教会の信者さんが「もみの木」カフェを視察に見えました。また、「とすねっとの」司法書士の方が法律相談のため同行しました。 ◆写真(左)は、オカリナ演奏をリクエストして「故郷」を唄う皆さん。 ◆写真(中)、(右)は、楢葉町のペットボトルイルミネーションづくり取組のご案内。 |
(楢葉町)高久第10仮設カフェ 及び (同町)小名浜林城仮設カフェ 2015/12/10(Thu) ●本日午前中は、引き続き取手教会の皆さん。 ●昨日の高久第9仮設に引き続いて楢葉町の「イルミネーション」イベントのペットボトルへの色づけをお手伝い。 ●カフェ後半から女性陣が大勢来場し、21名にもなり、ケーキが不足して分かち合って頂きました。 ●午後の小名浜林城仮設は、浦和教会の皆さん4名がボランティアに。 ●クリスマスを前にして、ハート形の匂い袋づくりを行いました。 ●仮設の皆さんが作った、柚子を甘く漬けたものを頂戴しました。 ◆本日は、不覚にも、また、誠に申し訳なくも写真を撮ることが出来ませんでした。(特に、ハート形の匂い袋にはゴメンナサイ。) |
(楢葉町)高久第6カフェ【ボランティアは水戸教会@の皆さん】 2015/12/15(Tue) ●本日は、水戸教会の@組の皆さんがボランティアに。 手芸を持参して、来年の干支「申」に因んで、参加者と「くくり猿」つくり。 ●いつもの懐かしのメロディーを唄う男性は、手芸の時間が手持ち無沙汰で、手芸品の完成を今か今かとお待ちの様子(笑)。 ●楢葉町では、年末の「ならはイルミネーション」イベントのため、各仮設でペットボトル利用のイルミネーション作りが進められている。 ●ここの仮設の小学生のものとおぼしき作品の中には、子ども自身の気持ちも表れているのでしょうが、子ども心にも、親たちが窮屈な生活を余儀なくされていることを感じ取っていると想像される物に出会わされます。 ●私たちは、子どもたちの安全も含め「牢獄にいる時に訪ねて」くれたと言って貰えることが出来ているのでしょうか。 ◆写真(左)は、子どもたちの作品と思われるペットボトルイルミネーション。 ◆写真(中、右)は、作品に込められた願い。 |
(大熊町) 下矢田第2仮設住宅 及び (楢葉町)高久第8仮設カフェ 2015/12/16(Wed) ●本日午前中は、水戸教会@組の皆さんが、下矢田第2仮設を訪問。 ●下矢田第2仮設は、何時ものようにお話とカフェです。毎回出前を届けるお宅の奥さんが入院中のため、旦那さんが集会所のカフェ参加してくれました。 ●午後は、水戸教会A組のボランティアが担当。 ●本日午後は、楢葉町内に修道院を設けた聖母訪問会のSr.藤原が、12月8日の修道院祝福のミサ後、久々にもみの木カフェに同行しました。 ●楢葉の第8仮設は、何時ものように賑やかな雰囲気でおしゃべりが続きましたが、聖母訪問会の修道院がこの仮設の中心的メンバーの3軒隣であることが判明し、話が一層盛り上がりました。 ●カフェ参加の皆さんは、Sr.方の楢葉町移住の意味が呑み込めない様子もありましたが、生活面や治安面など諸々について助言や注意などを伝えてくださいました。 ◆写真は、水戸教会@組のボランティアの手芸作品「くくり猿」(2016年の干支、申に因んでの作品) |
好間第3仮設カフェ 及び 飯野仮設カフェ 2015/12/17(Thu) ●17日午前は、水戸教会A組のボランティア2名で好間第3仮設を訪問 ●好間第3仮設は手芸の得意な方が多く、手拭いで作った物を披露。早速ボランティアが作り方を伺っていました。 ●色々な話が聞けましたが、「徐々に仮設の方々の世帯も減少しているが、好間第3は大熊町役場のいわき出張所と隣接しており、仮設住宅の集約が進んでも好間第3が最後まで残るだろう。」とのこと。 「だから、最後まで来てね。」との声も。 ●終盤は、みんなで指体操をして、手を刺激することで脳神経に刺激を!と、頑張りました。(が、勿論、効果がすぐに出ないことが、安心の材料ですよね?) ●午後は、栃木キリスト教会の皆さん4名が飯野仮設を訪問。 ●92歳の方のお誕生日会がありました。 ●紙芝居「しげちゃん」(女優の室井滋さんのお話し?)好評でした。 ◆写真(左)は、手拭いによる手芸品の説明を聞くボランティア ◆写真(右)は、指体操の様子(「頭が良くなる」に結構、真剣です。(笑)) |