サポートセンター DISASTER RELIEF CENTER
ボランティア・ダイアリー VOLUNTEERS' JOURNAL
「もみの木」3・11祈りの集い 2012/03/11(Sun) 東日本大震災から一年という年月が流れた。 癒えることのない耐える日々が続いている。 一人ずつが見えない傷を抱え「もみの木」に集まった。 東北地方の地図・福島の場所に、平和のシンボルである鳩。希望の架け橋となる虹色の蝋燭を並べた。 あの日何がおこったかをもう一度よく視て、そこに戻る時をむかえた。 互いに励ましあい、助け合い、生かされた命を大切に 絆を結んだ人々と歩み続ける決心と勇気を、ろうそくの炎のように燃やし続けたい。復興の新たなスタートだ。 集まった方々は、仮設住宅から今まで「もみの木」にいらした方、初めていらした方。スタッフ、いわき教会の方・・階段の上までいっぱいに。 教区サポートセンター長の谷司教の話に続いて、2時46分に黙祷。 テーゼの歌をはさんで共同祈願。 一人ずつが書いた祈りのメッセージカードをかごに入れて捧げ、蝋燭を灯した。(★狭かったので、蝋燭は全部灯せませんでした・・ごめんなさい★) カードに、『広野に戻りたい』『家族と一緒に暮らしたい』『原発の収束』と書かれた文字が心に痛い。 原発の現実を新たにした。 最後に、全員で「一人の小さな手」と「Believe」を歌った♪ さいたま教区被災地茨城からは千原神父がギターで祈りに参加した。 カフェ問屋・{マナコーヒー}の青木さんも、祈りに加わってくださった。みんな「桜ブレンド」でほっと一息、交流がすすんでいます。 『いわきステーション「もみの木」は、仮設の方に最後まで寄り添いたい』と、ステーション長の丹弘さんの言葉。 |