サポートセンター DISASTER RELIEF CENTER
ボランティア・ダイアリー VOLUNTEERS' JOURNAL
♰ 東日本大震災被災者との集い ●追記しました。 2019/11/27(Wed) ●追記しました。 【本ページの下に、25日、24日、23日分として、3ページ分を追加しましたのでご覧ください。】 ◎「カトリックさいたま教区サポートセンター」のページを訪問して下さった皆様へ。 ・昨夜(11月26日の火曜夜)、教区ホームページを閲覧したついでに、本ページを確認したところ、25日、26日と多くの方が、そして、今日もこのページをチェックして下さっていたことが判りました。 ・2018年5月以降の確認数としては、最多の方が訪問してくださっていて、「もしかしたら、25日の被災者と教皇との集いについての情報確認をなさっているのかな?」と、勝手に思い至っております。 ・さいたまサポセンのボランティア動ではないので、ウッカリしましたが、何らかのご報告をするようにしたいと思いました。 ・ところが、26日からは越谷の「憩いの家・水いっぱい」に来てしまっていて、写真データを持ってきておらず、写真を掲載して報告することが出来ません。 ・もっとも、教皇様が入場され、集いが始まってからは写真撮影が禁じられていまして、記憶するに、あまり良い写真はないものと思われます。(事実、集い本番が始まろうとした時、デジカメを構えたら、後ろのスタッフ注意されてしまいました。) ・てっな訳で、「集い」の本番が始まる前までの写真等を交えてのご報告は、「憩いの家」から帰って金曜日にアップできるようにしたいと存じます。 ・思い上がりかも知れませんが、もしも「集い」の報告をご期待くださっておられる方がいらしたら、今しばらくお時間を頂きたいと思います。 ●失礼しました。 |
東日本大震災被災者との集い その1 2019/11/25(Mon) ●11月25日午前10に行われた「東日本大震災被災者との集い」について、その1、2に分けて報告します。 ●この集いは、地震、津波、原発爆発による被災者の方と支援者の約300名が招かれて開かれました。 ●東日本大震災被災者支援ベースには、各ベース10名程度の参加が可能とされました。 ●旧・もみの木ベースからは、さいたま教区内各ブロックのボランティアリーダーを務めてくださった方を中心に参加いたしました。 ●写真撮影は、教皇の会場滞在中は原則禁止と言う制約があり、不十分な点もありますのでご了承下さい。 ◎写真は2回に分けて掲載します。クリックしていただくと少しは大きく見られます。 ◆左から、 1枚目、当日のプログラム。 2枚目、3枚目、開会前会場風景。 4枚目、生演奏してくださった音楽団。(指揮者はとても有名な方だったそうです。) 5枚目、開会あいさつをされる幸田司教。 6枚目、祈りをリードされる小野寺神父(仙台司教総代理) |
下矢田カフェ その2 (12日付に続いて。) 2019/11/13(Wed) ◎初めに、先の台風19号で被害の出た「北好間団地集会所」は使用できなくなりました。 従って、来年1月までは、いわき教会、聖母訪問会シスターとで下矢田団地を訪問することになりました。 ◆写真は、健康体操の様子です。 クリックしていただくと少し大きく見えます。 「桃太郎さん」や「あんたがた何処さ」の歌に合わせて軽体操をしました。 ●前述の「追悼」の祈りの後、コーヒーやお茶を頂きながら話が続きました。実は、団地の皆さんは今回のことをご存じなかったのです。 ●私も少し慌てましたが、看取られた医師に再度の確認をさせていただき、カフェの前に時間をいただきました。 ●11時を15分程過ぎたあたりで、那須のボランティアさんが用意してきた健康体操の話をすると、皆さんも体を動かしたいとのことで、椅子に座ったままでできる体操を行いました。 ●神父様、シスターもご一緒に体をほぐしました。 |
下矢田団地カフェ その1(出羽さん追悼) 2019/11/12(Tue) ✚先ず、はじめに残念なお知らせです。 旧下矢田第2仮設の時代から現在の下矢田団地の初期までの長い間、自治会長を務めてくださっていた『出羽秀一』さんが10月24日お亡くなりになりました。62歳。 ✚11月のボランティアさんは、早くから那須教会の方々と一緒に澤野神父様がご同行くださることになっていました。 ✚元より、この様な事になるとは予想もしていませんでしたが、昨日は、集会所にお集まりの皆さんにご理解を頂き、追悼の祈りを捧げました。 ✚私事ですが、2014年から10カ所の仮設を訪問してきましたが、一番最初の親しくして頂いた自治会長さんでした。私より3歳若い年齢でとても残念です。お祈りください。 ●今回のカフェの様子は、13日付として、その2で報告します。 ◆写真は左から、 @澤野神父様による追悼の言葉。 A皆さんでご一緒にお祈りしました。 B始めは「いつくしみふかき」を最後は「かみともにいまして」を団地の皆さんにも唄っていただきました。 Cいつも座ってらしたテーブルには、ビールを! Dデータが残っている2016年ごろからの出羽さんの想ひ出です。 |
下矢田団地カフェ 2019/10/22(Tue) ◆写真は左から @いわき教会に搬入した水など A解体が始まった高久第8仮設 B川越教会の若者外によるギター演奏と歌 C団地最高齢97歳のIさん D歓談の様子 E熊谷ラグビーの宣伝「スクマム クマガヤ」煎餅 ●22日は、いわきも雨の予報でしたので21日のカフェ後、断水の続くいわき住民のため(教会は通水しています。)に役立ててもらう支援物資として「水」(2ℓ・6本)50箱とタオル、ゴム引きの長手袋、ゴミ袋、マスクをお届けしました。 ●21日に見に行った、特定延長者を受け入れていた高久第8仮設は、いよいよ解体工事が始まっていました。 ●下矢田団地のカフェでは、全自治会長さんの出羽さんがご不在でしたが、何時ものメンバーが見えておられました。なお、下矢田団地では、台風19号による直接の被害はなかったそうです。 ●カフェでは、ハーモニカ演奏や初めていわきを訪れた川越の若者によるギター演奏と歌などで楽しんでいただきました。 ●その後、団地で一番の若手97歳のIさんによる民謡でお願いした「若もの歌くらべ?」では、団地代表の圧勝でした。 ●カフェでは、雨天でもあり久々に温かいココアの提供でも喜んで頂き、和やかな寒暖(歓談)の内の終了しました。 ●カフェ後は、被災地に初めての方もあり、楢葉町「やぶそば」での昼食後、帰還困難区域を通り、浪江町の希望の牧場まで訪問してきました。帰路途中では、大熊町で帰還困難区域が解除された「大河原地区」に行き、建設された大熊町役場も訪ねてみました。(あいにく、本日は休日になっていたので開庁はしていませんでした。) |
北好間カフェ 2019/10/21(Mon) ◆写真左から 【写真をクリッリすると少し大きく見られます。】 @台風19号で北好間団地前の「好間川」は越水し、市街地は元より団地内にも濁流が浸水した A台風の爪痕を残す好間川 B好間団地でも最も道路の低い場所 C北好間団地への緊急支援物資として水(2ℓ×6本)を40箱と多数のタオルを持ち込みました D団地の皆さんは遠慮深いので、お帰りに各自お持ち帰りいただける様に用意しました E演奏は控えていたものの、リクエストを受けてハモニカ演奏をするボランティア F初めていわきを訪れた若者のギター演奏と歌 ●この度の台風19号によって、さいたま教区内でも、茨城、栃木をはじめ多くの地域で被害がありました。先ずもって、被災された皆様にお見舞い申し上げます。 ●また、いわき市でも多くの被害が発生し、訪問日現在でも3万6000戸が断水と言う状況でした。 ●この様な状況もあり、今回の北好間団地訪問については、自治会長さんと連絡を取り、被害の状況や訪問を見合わせることについても相談いたしましたが、自治会長さんからは「少し時間も経つでしょうし、話し相手として来て下されば、団地の皆さんの気持ちが晴れるかも知れませんのでお越しください。」とのお話があり予定どおり訪問いたしました。 ●北好間団地は平浄水場でなく、別系統の好間浄水場から導水している関係で断水はなかったそうですが、住人の親戚、知人の多くの世帯が断水しており、カフェに見えた方の内には、入浴にために四倉から団地まで見えている親戚の方もあるとのお話しでした。 ●さらに、大熊町から避難し、好間工業団地第三仮設での避難生活の後、いわき市内に家を構えた方が今回浸水の被害に遭われたとのお話しもあり、何ともお気の毒です。 ●電話連絡の時点で、今回の被害で団地近くのスーパー「マルト」は営業再開しておらず、いわき市内全体でも「水」が品薄とのことでしたので、熊谷、日立、急遽支援活動に参加してくださった春日部教会の各所でペットボトルの水を94箱調達し、川越、春日部、熊谷教会が調達したタオル多数を持ち込み、北好間団地といわき教会の二か所にお届けしました。(カフェ参加の方には水の箱をご自宅までお届けしました。) ●好間第三仮設にいらして、北好間団地に移られたNさんは床上浸水のうえ、車が水没して廃車することになったとのお話で、言葉がありません。 ●今回の北好間団地訪問は、川越教会の皆さんが初めていわきを訪れる若者も含め、ハーモニカやギター演奏を用意していましたが、「歌舞音曲」の類は控えることにしていました。 ●ところが、カフェ参加者の皆さんからのリクエストによって、後半はハモニカやギターの伴奏で歌を唄われ、「たのしかった!」とのお声を頂きました。 ◎今回は、春日部教会の信徒が災害支援活動のため、自らの軽トラに大量の水を積んで特別に同行してくださいました。 |
下矢田団地カフェ 2019/09/10(Tue) ◆写真は、左から @エコバックづくりの様子。 A出羽前会長さんには、シスターが応援。 B皆さん上手に見事完成です。 Cシスターを楢葉修道院にお送りしながら、楢葉の「やぶそば」で昼食。 D日立のボランティアさんは、長年活動を続けていますが、初めて「湯の岳」中腹の展望台に寄って、いわき市小名浜の海岸線を眺望。 ●本日は、昨日の台風一過を受けて汗ばむほどの良い天気。宿舎のホテルを出て下矢田団地に向かう途中、仮設住宅の解体状況を確認しました。 ●もみの木が中央台に出来て、仮設住宅訪問活動の最初期に訪問に入った、楢葉町民が住んでおられた小さな飯野仮設は宅地化するための工事中でした。 ●下矢田団地集会所でも新聞紙によるエコバックづくりが好評で、皆さん「目が近くて、折り目の印が見えない!」などと言い合いながら、熱心の作成されていました。 ●出羽前会長さんはじめ、男性のお三方も懸命に取り組み、皆さん立派に完成させていました。中には「孫にプレゼントします。」と話される方も。 ●下矢田団地でも、本日9月10日がお誕生日と言う方がおられましたので、昨日と同様に、ケーキボランティアさんのマーブルケーキなどをプレゼントして、大変喜んで頂きました。 ●カフェ後、聖母訪問会シスターお二人を修道院にお送りしながら、楢葉町の復興拠点である「コンパクトタウン」の状況を確認するために楢葉を訪問しました。 ●楢葉町では、高久第8仮設におられたYさんのお店「やぶそば」にて、おいしいお蕎麦の昼食。 ●長年ボランティアを送ってくださっている日立教会は、いわきに最も近いという関係から「日帰り」ボランティアの形で、いろいろな曜日の空いたコマを埋める活動を担って下さっていました。 ●そのため、何時も一般道での日帰りいわき往復だったので、「湯の岳」の展望台を訪ねたことが無い。とのことでしたので、良い天気でもあり帰路途中でご案内しました。(写真のようなところです。展望台からは、もみの木にあった、いわきニュータウンも遠く見ることが出来ます。 |
北好間カフェ 2019/09/09(Mon) ◆写真は、左から @新聞紙で作るエコバック。今日はこれを作ります。 A皆さん一生懸命に取り組んでます。 Bエコバックづくり 其の2 C出来上がり! D所沢教会のケーキボランティアが、前日、熊谷教会まで見えて届けてくださったマーブルケーキと誕生日祝いの紅白落雁。 ●9月9日、節句の中でも最も芽出度いとされる重陽の節句は、北好間団地を訪問です。 ●皮肉なことに、台風15号が関東から東北南部を直撃。さいたま教区ボランティアは日立教会の皆さんが台風を追いかけるようにいわきへ上陸? ●本日いわきは全小・中学校が休校。常磐線は運休で、シスター方はお見えになれませんでした。 ●北好間団地の南側に位置する「好間川」は氾濫の危険が高まり、一部地域には避難勧告が出されていましたが、幸いに団地の地域に発令はなくカフェを実施できました。 ●本日のメニュー「新聞紙によるエコバックづくり」は関心が高いのと台風の影響もあって、いわきに向かう途中、開催を問い合わせる電話が2本ありました。 ●午後1時30分頃には、台風通過から雨も上がり、皆さんお誘いあわせてご来場くださいました。 ●コーヒーを召し上がった後のエコバックづくりは、皆さん一生懸命に取り組まれ全員が上手に完成されていました。 ●先月訪問の時に9月の訪問日を確認すると、本日がお誕生日と言う方がおられましたので、埼玉のケーキボランティアさんが届けてくれたケーキとカリタスいわきからのからの小さなお菓子をプレゼントし、大変喜んで頂きました。 ●なお、9月がお誕生月と言う方がもう一人おられましたので、こちらには、『温泉一泊ご招待!』!と、「入浴剤」をプレゼントいたしました。 |
第51回仙台サポートセンター会議、福島ブロック会議、全ベース会議報告 2019/08/23(Fri) ◆写真は、 左から、 @福島ブロック復興支援に関わる小教区、団体等の会議の様子 A同会議で、カリタスいわき(仮称)の活動について報告するいわき教会の佐藤さん B同会議で話す菊池東京大司教 C午後からカリタス南相馬を会場に開かれた仙台サポートセンター会議、全ベース会議の合同会議を進行する小野寺仙台教区司教総代理 D全ベースの担当者から現状報告等が行われた。(宮古ベースの代表者) ●去る8月22、23日に、仙台教区の原町教会と同教会敷地内に建設されている「カリタス南相馬」を会場に、第51回仙台サポート会議ほかの会議がありました。 ●さいたま教区からは、矢吹助祭、さいたまサポートセンターの朝尾が出席しました。 ●22日には、原発被災地の現状を見るツアーも用意され、矢吹助祭が参加されました。(朝尾は、23日のみ参加。) ●午前中は、福島県内で復興支援活動を続けている、福島県内小教区、団体などの活動報告がなされました。 ●カリタスいわき(仮称)からは、いわき教会の佐藤さんが活動を報告してくださいました。 |
下矢田団地カフェ 2019/08/20(Tue) ◆写真は、左から @バリケード封鎖されていた高久第8仮設。 A下矢田団地では、先ず、97歳でも元気に民謡を披露してくださるIさんの素晴らしい声をお聞きしました。 B並べられた本日のビンゴの景品。 Cビンゴが成立して景品を選ぶお二人。 D真剣に歓談する土屋師 ●20日は、久々にいわきを訪ねた桐生教会の皆さんと、旧・もみの木周辺の仮設を確認しながら下矢田団地に向かいました。 ●2018年3月の仮設住宅供用終了の後も、特別の事情のある方に限り1年間だけ特定延長が認められた方が住まわれていた、高久第8仮設にもバリケードがなされていました。(2019年6月までの退去が決められていたようでしたが、いよいよ最後の仮設住宅も撤去に動き始めているようです。) ●本日の下矢田団地カフェには、楢葉町社協の職員も見えて、団地の皆さんの暮らしぶりや相談事などについても細かく確認してた様子です。 ●97歳でかくしゃくとして暮らしておられるIさんは、民謡をリクエストされて、自慢ののどをご披露 ●ビンゴゲームは、なかなか番号の出ない方はやきもきしながらも、皆さんがビンゴになるまで楽しくゲームを続けました。 ●ゲームの後の歓談は、より和らいだ空気になっていた様子でした。「また、来てね!」の声を頂きながら、12時終了となりました。 ◎カフェ後、桐生教会の皆さんは、帰還困難区域から希望の牧場まで被災地訪問を行いましたが、Yさんの「やぶそば」は臨時休業。また、雨も加わり、下車して時間をとってみることはできませんでした。 |