サポートセンター DISASTER RELIEF CENTER
ボランティア・ダイアリー VOLUNTEERS' JOURNAL
カリタスいわきからの報告 2022/03/03(Thu) ◆先ず、写真の説明から。左から 1、77枚の色紙到着。 同じデザインを重ねて写されたようですが、 「並べてみると壮観でした。」とのことです。 2、雛あられと手作りクッキー 3、4、5、先ずは、北好間団地にお届け 6、7、下矢田団地へのお届けは、自治会の役員さんが お受け取り 8、いわき市の「震災伝承みらい館」へお届け 職員の皆さんが、大変喜んでくださったそうです。 ●『折り紙の内裏雛による励ましの色紙』 御礼報告 ●東日本大震災後、11回目の3.11を迎えるにあたり、カリタスいわき(いわき教会有志)から、さいたま教区のボランティア経験者の皆さんに、可能な範囲で折り紙のお雛様による励ましの色紙づくりに協力いただけないかと要請がありました。 ●カリタスいわきの要請を、組織としてでなく個人で協力可能な方々にご案内させて頂いたところ、カリタスいわきには77枚の励ましの色紙が届けられたそうです。 ●カリタスいわきの皆さんのお作りになった色紙と、雛あられ、手作りクッキーを添えて、訪問している二つの復興公営団地の皆さんにお届けになったそうです。 ●北好間では、色紙を並べ、皆さんで楽しんでからお届け先を回って下さったようです。 ●下矢田団地では、自治会長さん外で代表してお受け取り下さいました。 ●その後、「いわき市震災伝承みらい館」へ出向かれ、昨年の千羽鶴に続き、色紙をお届けになったそうです。「お雛様を届けに来ました。」とお伝えしたところ、『そういう大きなものは受け取れません。』との事でしたが、「折り紙のお雛様を貼った励ましの色紙です。」と。現物を見て、職員の皆さん大変喜んでくださったとのことでした。 ●ご協力ありがとうございました。 |
東日本大震災・原子力災害伝承館 2021/12/16(Thu) ●東日本大震災・原子力災害伝承館 ●こちらの施設は、公益財団法人 福島イノベーション・コースト構想推進機構が整備したものです。 まあ、東電の廃炉資料館と違い福島県が整備した施設と言うに近いかも知れません。 ●東電の廃炉資料館は無料ですが、コチラは大人一名600円の入場料が必要です。 ●こちらは原子力災害を伝承するという視点も見受けられます ●写真は左から @東日本大震災・原子力災害伝承館全景 A伝承館入り口 B館内展示の一部。(雇用創出もあり、原発誘致の施策をとったことの事実も。) C度々話題になった標語の看板。標語の作者は反省の立場から現物展示を求めたが映像展示に留まっている。 D福島第一原発敷地内の模型(左下に4つの原子炉建屋があった。) E福島第二の過酷事故を免れた総勢200名、30時間の手作業が支えた600ボルトケーブル。 F600ボルトケーブルの顛末説明版 G福島第一の事故は人災と指摘している掲示板 H閉館迄居たので外はすっかり暗くなり、帰路の6号線は黄色点滅の信号以外、右も左も漆黒の闇でした。 |
東京電力廃炉資料館 2021/12/15(Wed) ●東京電力廃炉資料館 ●旧・東京電力の原発推進のPR館でもあった、電力エネルギー館を改変した建屋にあります ●映像資料以外は写真撮影が出来ますが、1時間コースで説明を聴く同行者への配慮もあり、余り多くは撮れませんでした ●写真は左から @東京電力廃炉資料館 A廃炉資料館入り口 B入り口にある資料館の説明版。(この反省をもってしても「ようこそ福島第一原発へ」の看板か。) Cシアターホール(映像資料は撮影不可) D原発の燃料棒レプリカ E燃料ペレットのレプリカ F廃炉作業員の装備など G放射性廃棄物貯蔵の模様。勿論レプリカ H現在の廃炉作業員の稼働人数(燃料デブリの取り出しは大量の被ばく作業員を生み出してしまわないか危惧される) |
特定復興再生拠点 2021/12/14(Tue) ●東京オリンピック2020の聖火リレーなども行われた「特定復興再生拠点」の一つである大熊町の大野駅周辺 ●あまり多くは撮れなかったものの大熊町の中心部の一コマです ●写真は左から @以前の大熊町役場(現庁舎は大熊町の大河原地区に移転開設した) A取り壊されていた役場前の梨農家の屋敷跡と遠方の梨畑 B農家住宅内にあった築山の跡 C大野駅から道一本を隔てて、以前と変わらない農協大熊支所。聖火は常磐線に乗って、楢葉のJブィレッジから双葉駅前に運ばれ、双葉駅前の築堤復興再生拠点内を少し回った。聖火の通った道の一本裏もこんな感じ。 D双葉町に向かう途中、福島第一原発への進入路を入って。未だにこんな看板を掲げている神経がわからない! E国道沿いの立派な農家には未だに立ち入れない F同じく、沿線の立派な農家の現状 |
浜通り 6号線沿線 2021/12/13(Mon) ●12月11日現在の国道6号線沿線の様子 ●左から @国道6号線沿線 以前と全く変わらず A自動車販売店 残っていたガラスも全て落ちていた B国道は通過するためだけの為行き来できる。沿線でも再開は有り得ない C2021.12.11の販売店付近の放射線量(公的機関の発表数値) E国道6号線と海との間の放射性廃棄物中間貯蔵施設 F中間貯蔵施設遠景(奥は海) |
クリスマスカード大作戦2021 ご報告 2021/12/12(Sun) ●ご協力者の皆様、又、この頁を訪ねて下さる皆様に。 「クリスマスカード大作戦2021にご理解、ご協力を頂き誠にありがとうございます。」 ●さいたま教区の旧・もみの木ボランティアさんはじめ、ご協力いただいた方々により200通を超えるクリスマスカードを届けて頂きました。 ありがとうございます。 ●12月12日(日)の午後、カリタスいわきの代表お三方が、北好間団地、下矢田団地を訪問され、皆さんから頂いたクリスマスカードとクッキーなどのプレゼントをお届け下さいましたので、ご報告いたします。 ●写真を追いながら、左から順にご説明します。 写真は、クリックして頂くと拡大して見える筈です。 @北好間団地の皆様にクリスマスカードお届けの挨拶をする、カリタスいわき(いわき教会)の佐藤さんといわき教会の皆さん。 Aクリスマスカード入りのプレゼントの袋を持っていただき、記念の写真をパチリ。 自治会副会長さんが立ち会ってくださいましたが、コロナ禍で、皆さんが集会所に集まること自体がない現状で、久しぶりに集会室を利用とのことでした。 なお、この集合写真の後にも、お子さん連れのお父さんや「お客さんが居て、決められた時間に来れなかった〜!」と言う方など4組ほどが来てくださいました。 Bお渡ししたプレゼントは、皆さんのクリスマスカードのほか、お馴染みの入浴剤、お菓子、クラフト細工のサンタさんなどが。 C15時半からは、下矢田団地を訪問しました。残念ながら自治会長さんはこの日はご出勤。情報の浸透が少なく、お出かけの方も多く、お集まりいただける方が少なかったようです。 D下矢田団地で挨拶する佐藤さん。 「コロナの事もあり、本日はクリスマスカードと僅かなプレゼントのお届けだけで、お茶の用意はありませんが……。」と、あいさつ。 Eすると、団地の方々からは、「折角だもの、世間話でもしましょうよ。」とのご発言。 いわき教会の一人が持っておられた「のど飴」を配って下さり、皆さんで和気あいあいのお話し合いに。 「クリスマスカードは、神社さんの『お札』じゃないので、お正月くらいまでは飾って頂き、ボランティアさんとの交流を思い出して頂ければ、手紙の様に思っていただければいいのですから。」とお伝えすると「いいえ、去年頂いたものを部屋に貼ってあります。」とのご返事を頂き感謝でした。 Fお話しをしているうちに、I畑さんが集会所電気が点いているのに気が付いて来てくださり、1年7カ月ぶりの再会を喜びました。そして、皆さんから民謡のリクエスト。 I畑さん、本当に、御健在で何よりです! G時間内には、ご常連のお母さんがお出かけとのことで、お詫びに来て下さった娘さんや、お子さん連れのお父さんも寄ってくださいました。 ●お茶の提供も出来ませんでしたが、少人数でもとても良い雰囲気で過ごせました。 少し暗くなり始めた4時20分頃に終了となりました。 ★〜今後のコロナウィルス伝播の具合によりますが、2022年中に訪問活動が再開できるようになった場合の想定プログラムのため、通行可能となった道路から見る「帰還困難区域の現状」、「東京電力廃炉資料館」、「東日本大震災・原子力災害伝承館」、「いわき震災伝承みらい館」を視察しました。 写真が整理つき次第、順次掲載いたします。 |
クリスマスカード大作戦2021 2021/11/22(Mon) ●このページをご覧いただき、クリスマスカード大作戦にご協力くださっている皆様へお願いです。 ●、クリスマスカードをお届けする復興団地、いわき教会の日程などの関係から、クリスマスプレゼントをお届けする日が、12月12日(日)になりました。 ●いわき教会では、12月5日のミサ後にカードとプレゼントを袋詰め作業をなさる予定です。 ●御忙しい中、ご協力を頂いている皆様には大変申し訳ありませんが、クリスマスカードを12月4日の土曜日までにいわき教会に届くようお送り頂けるよう、お願いいたします。 ●この度の協力は、「カリタスいわき」の趣旨にご賛同いただける旧・もみの木ボランティアやそのお知り合いに声がけして頂いております。この情報が協力者の皆様に伝わりますよう、ご協力をお願いいたします。 ●なお、この度のクリスマスカード作成は割り当てるようなものではございません。ご無理のない範囲でのご協力で結構です。どうぞよろしくお願いいたします。 |
クリスマスカード大作戦2021 2021/11/01(Mon) ●皆様、大変ご無沙汰しております! ●本日は21年11月1日、2だとか1が4つも並びまして「小学生の時の通信簿みたい。」とか言う方はいませんね。 ●本日は、またまた旧「もみの木ボランティア」さんやお知り合いの皆様にクリスマスカード作成のお願いです。 ●コロナウィルス感染症は、第5波のピークを過ぎてから急激に感染者数が少なくなってきましたが、ロシアの感染状況やイギリスの再拡大の状況を見ると第6波もあるのではないかと、今の日本の状況も少々気味悪く感じてしまいます。 ●とは言え、政府の緊急事態宣言解除を受けて、教会も一定のルールはあるものの公開ミサが再開されました。 ●このような中、いわきの復興公営団地の方から「カリタスさんのカフェは、いつ頃再開して頂けますか。」と言う声も届きました。このほか個人的に繋がりのある方にも別の方から同様のお電話が入っているそうです。 ●しかしながら、団地を管理する県の担当からは団地集会所の使用許可は出ていない状況とのことでした。 ●その様な訳で、昨年に引き続き、今年もクリスマスカードとお菓子などを用意して、カリタスいわきのメンバーで、今まで団地のカフェにお見え頂いた方を中心に「戸別訪問」をしてプレゼントをお届けしようと言うことになりました。 ●そこで、昨年に続き『クリスマスカード大作戦2021』と銘打った活動に皆さんのご協力をお願いをしたいと思います。クリスマスカードにメッセージを添えて、いわき教会に送って頂けないでしょうか。 ●全部で70〜80枚と考えています。結果として多くなっても構いませんが、余りご負担に成らない様にお願いいたします。 ●また、お願いが急ぎで恐縮ですが、いわき教会に12月11日(土)まで届くように送って頂けませんでしょうか。カードにはコロナの影響で人との交流も少なく寂しい思いをされている高齢者も多いことを思い、是非励ましの言葉などもお願いします。なお、教会名なども書いていただいても結構です。 ●カリタスいわきとして、今年最後の満月になる12月19日(日)にお菓子と一緒に袋詰めして団地の皆さんにお届けしたいと思います。 ●昨年は、沢山のご協力を頂きましたが、どうぞ、ご無理のない範囲でご協力いただければ幸いです。 ●なお、今回も活動へのカード代金等への用意は無く、教会か皆さんのご芳志となりますが、ご理解、ご協力をお願いします。 ●また、この記事をご覧になった方には、至急、口コミを含め、拡散をお願いしたいと思います。こちらもご協力お願いいたします。 |
お知らせ 2021/08/17(Tue) ●皆様、お久しぶりです。なんと、5月以来のページ更新です。 ●今回は、小教区等で福祉的な活動をなさっている方が多くいらっしゃると思われる東日本大震災被災者支援活動ボランティアの皆様にお知らせです。 ●この度の新型コロナウィルス感染症防止のための緊急事態宣言等々、様々な対策がなされる中、国策の東京五輪の強行によって、国民には「感染防止対策をとったうえでの自己責任なら何でもあり。」とでも言う様な二律背反のメッセージを送り、公助、共助は既に無く、「自分の身は自分で守れ!と言う状況です。」と、お医者様から言われる始末。 ●何だか、昭和16年の戦時国策スローガンの『まだまだ足りない辛抱努力』を頭ごなしに言われ、識者やマスコミの発言にも『デマはつきものみな聞きながせ』(昭和17年)とでも言われている様な感じです。 ●このような中ですから、さいたま教区の第19次方針に伴って、公開ミサを中止されているところが殆どかと推察しています。 ●そして、このような中でありますから、カリタスさいたまから、(新型コロナウィルス関連等により)「困難に直面されている方についてのお尋ね」と言う照会文書が小教区等に発せられているのですが、情報が届きにくくなっているようです。 ●中には、早々とご報告をいただき、カリタスさいたまとして(一度だけなのですが、)援助を決定した方もおられます。(但し、制度に合致せず、お断りさせて頂いた方もおられますが……。) ●教区のホームページの表紙ページの「お知らせ」欄にもこの情報を掲載してありますので、どうぞご覧になってくださるようお知らせします。 〜〜〜閑話休題〜〜〜 先日来、いわき教会有志の方々は、「カリタスいわき」として新たな活動を準備なさっています。 そのため、いわきの方々と電話で話すことも多いのですが、ここに来て、福島県内でもいわき市での新型コロナの罹患者が増えているそうです。 一日も早く、このコロナ感染が終息に向かってくれて、 何時か、ご一緒に活動出来ればよろしいのですが。 皆様には、どうぞご自愛なさってください。 ★写真は、我が家の祭壇のマリア様。 |
カリタスいわきの活動報告 2021/05/10(Mon) ●カリタスいわきの活動報告が届きました。 ●今回は、復興団地の皆さんに「台湾産パイナップル」をお届けになりました。 ●完熟モノ、芯までが甘みタップリだったとのこと。 画面では香りがしないのが残念。さぞ、美味しい物だったことでしょうね。 ●今回の支援は、復興庁福島復興局からの情報を一般社団法人福島連携復興センター経由で、カリタスいわきが入手したもの。 ●新聞、TVのニュースでご存知かと思いますが、台湾のパイナップルが中国で販売不可となったことから、台湾の農家を支援しようとした会社が、10年前の東日本大震災発災時にも、台湾の方々がいち早く支援してくださったと言う事をご存じで、今回も東北の支援にと言う経過からの支援となったそうです。 ●いわき教会では、早速対応されで、旧もみの木ボランティアが伺っていた北好間団地、下矢田団地はじめ、いわき教会の「チーム平堂根」が訪問されている内郷、薄磯、豊間の団地にもお届けされたそうです。良かったですね。 ●コロナは、福島でも確実に感染拡大がみられ、人の流れを止める方向で対策が打たれてくるため、人と人との交流が途絶えてしまっています。こんな時こそ、地元小教区の皆さんのご活躍が本当に有り難いことだと思います。 ◆写真左は、北好間団地でのカフェでは、何時も積極的にご協力いただいていたMさん。(喜んで頂けたようで良かったですね。)お届けしたいわき教会の佐藤さん。 ◆写真右は、いわき教会の石井さんが、下矢田団地の自治会長さんにパイナップルをお届けしたところです。 |