カトリックさいたま教区
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部落差別人権委員会イベント報告 SOCIAL EQUALITY & HUMAN RIGHTS

「部落問題を学ぼう〜前橋市の被差別部落を訪ね、差別について考える」


さいたま教区部落差別人権委員会は2017年11月11日(土)、「部落問題を学ぼう〜前橋市の被差別部落を訪ね、差別について考える」をテーマに、群馬県前橋市でフィールドワークと学習会を行いました。講師は松浦利貞さん(東日本部落解放研究所)、参加者は10名でした。
当日はJR高崎駅に集合し、バスで前橋に移動。はじめに1604年につくられた「天狗岩用水」を見学しました。江戸時代、村落において農業に不可欠な用水の確保は死活問題でした。用水には水番が置かれ、日常的に用水の見回りや普請を担っていました。水番に従事した人たちの多くが被差別部落の人たちだったといわれています。

フィールドワークの後、桜ケ丘集会所で松浦利貞さんから「部落の歴史に学ぶ〜上州小頭三郎右衛門文書から見えるもの」について学びました。関東の被差別部落のほとんどが浅草の弾左衛門配下の長吏として位置づけられ、地方では長吏小頭が組下の人々を統率していました。「上州小頭三郎右衛門文書」によると、江戸時代きびしい差別がありながら、部落の人々が差別にまけず誇りをもって生活し、さまざまな工夫と努力によって、生活をより豊かなものにしてきたことが分かります。文書は『群馬県被差別部落史料−小頭三郎右衛門文書』(岩田書院)として出版されています。
文書の所有者である平井正則さんのお話も聞くことができました。平井さんはお話の中で、「部落差別はどうしたらなくなるのかを、一緒に考えましょう。部落差別をなくすためには、あらゆる差別と向き合い、差別をなくしていくことが必要だと思います」と私たちに語りかけました。
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