カトリックさいたま教区
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部落差別人権委員会イベント報告 SOCIAL EQUALITY & HUMAN RIGHTS

「ハンセン病家族訴訟から考える」


さいたま教区部落差別人権委員会は2018年10月13日(土)、「ハンセン病家族訴訟から考える」をテーマに、学習会を教区事務所会議室で開催しました。講師は田村有規奈さん(ハンセン病家族訴訟弁護団)。参加者は31名でした。
 ハンセン病家族訴訟は、患者の家族が受けてきた人生被害について、国の責任を追及し、謝罪と国家賠償を求めて、2016年2月と3月に原告568名で熊本地方裁判所に提訴した裁判です。
ハンセン病問題はいまだに解決されていません。現在でも「家族にハンセン病患者がいたことが相手に知られて、離婚された」など、ハンセン病元患者とその家族への社会の偏見・差別は今もなお深刻な形で続いています。

学習会では、はじめにDVD「人間として」(日本ジャーナリズム会議賞)でハンセン病訴訟原告たちのたたかいを振り返り、つぎに家族訴訟について田村弁護士の講演、さらに家族の被害を具体的にするため、弁護士3人による裁判所における「証人尋問の実演」がありました。
ハンセン病家族訴訟は年内に結審し、来春、判決があります。弁護団は世論で世の中を変えると訴え、「ハンセン病家族訴訟 公正な判決を求める署名」活動を行っています。みなさまのご協力を心よりお願いいたします。

※署名用紙は、「ハンセン病家族訴訟弁護団」ホームページにあります。
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