- ●共愛会の誕生
1997年以来、さいたま教区で、障がいを持つ人と持たない人達が、何度も集まり、意見を持ち寄りました。 共に主の食卓に与り、共に神の国の建設に参加したいとの願いを込めて、共愛会(カトリックさいたま教区障がい者連絡協議会)を誕生させました。 *** 障がいを持ちながら心豊かに暮らすには周囲の協力が必要です。一人ひとりの小さな力を出し合いましょう。 教会の中には、車椅子の入れる場所が作ってありますか。身体の動きに不自由があっても楽に動けるように、段差などをなくしてありますか。 見えない人には、隣の席の人が声をかけて、周囲の状況を伝えていますか。 聞くことができない人に、手話通訳やOHPの準備が整いましたか。隣でメモを書くことで通じます。 知的な発達が不十分でも、分かりやすく「主の言葉」が伝わるような方法は考えていますか。 心の病や、見えにくい障がいを持つ仲間が、安らいだ心で居られるような工夫がされていますか。 仲間として尊重し合いながら交流することから、お互いの理解は始まります。 上手く思いが伝えられない仲間もいます。隣に座ったときに、ひと声掛け合えていますか。 わたしたちはみんな、主によって呼び集められた仲間です。教会全体が、共に愛し合う会「共愛会」でありたいと願っています。
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