カトリックさいたま教区
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カトリックさいたま教区

埼玉西ブロックニュース BLOCK NEWS/Western Saitama

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川越教会…秋の墓前ミサ

2012.9.23


説教するワレ神父様

墓地に眠る方々の祝福
 川越市内にあるキリスト教会墓地では、春と秋のお彼岸の日にカトリックの墓前ミサが行われています。その歴史は古く、最初の墓前ミサが行われたのは、1979年3月のお彼岸でラバルト神父様が川越教会の担当司祭の時代でした。信徒の求めに応じて墓地でミサを捧げたのがきっかけとなり、以後、春と秋の年2回行うこととなりました。仏教行事を教会で行うことに異議を唱える信徒の方もいらしたそうですが、神父様は特に問題にせず、以来ここで30年以上続いている伝統行事です。
 この墓地に埋葬されている方々は、さいたま教区で働かれた神父様方を始め、信徒は県内外多方面に及びます。神父様方の中には、ラバルト神父様はもちろん最近ではシャールアンドレ神父様や小倉神父様がおられ、10月には宮田神父様の埋葬式が予定されています。
 今年の秋の墓前ミサは、9月22日(土・祝)午前11時よりジャン・ワレ神父様の司式により行われました。前日まではだらだらと夏の暑さが続き、とても秋が来るとは思えない陽気でしたが、当日は一転して雨模様の肌寒い朝となりました。雨の中のミサを覚悟して出かけましたが、幸いミサの始まるころには雨は上がり、さっぱりした涼しい風の中でのミサとなり、例年通り屋根の下から溢れるほどに人々が集まりました。
 ミサの中で、ワレ神父様は、「ここには二つの共同体があります。地上の共同体と天の共同体です。ここの墓地に葬られている方々もここに集まっている私たちも皆罪を犯しました。一緒に神様に許しを願いましょう。」と説かれました。(川越・得丸)

ブロック…リゲンザ神父様ご紹介

2012.9.19


飯能教会で
 9月15日飯能教会を訪問し、1時間ほどリゲンザ神父様とお話することができました。
 リゲンザ・スタニスラフ神父様はポーランド出身の47歳。ドミニコ会に属し、185cmを超える長身のがっしりとした体躯、そして、それと不釣り合いとも思える優しい話し方をされる方でした。
 哲学や神学の講話を通じて日本人信徒の信仰面のレベルアップをはかりたい、という熱意のこもったお話をいただきましたが、同時に近年アメリカで得た精神医学に関する知識を生かして、うつ病など心に不安を抱えた方の傍らに立つ仕事をしたい、とも話されました。
 神父様はさいたま教区に務める期間を先の目標を実現するための学習の期間とも位置づけてもおられるようで、日本の社会に関する様々なテーマについて勉強することを計画中とのことでした。盛んに語られたのは日本語に磨きをかけたい、ということで、哲学・神学をより理解しやすい形で深く紹介したいという希望がその動機となっているようです。また、ご自分の目標を達成するためには、協力者を得たり、問題に向き合っている方々と交流したりする必要があると感じている様子で、ネットワークの形成にも力を注ぎたいと話されました。
 このような社会に対して能動的でありたいと望まれている方故、ということかもしれませんが、ブロックで協働宣教司牧、という谷司教様の運営方針に共鳴するとのこと。担当小教区の仕事に専心するスタイルでなく、様々なタイプの司祭に司牧され、カリスマに接することで信徒は豊かな信仰生活が送れるはずだ、という意味のことを語られました。
 師はこの7月までは郡山教会を担当されていました。詳しいことは聞き漏らしましたが、郡山時代もさいたま教区と接点があったようで、アルスの家を訪ね、そこで暮らす神父様方とよい交流を果たしたとお聞きしました。この8月は夏休みも兼ねて、親交のあるバルトロメオ神父様のお手伝いをなさり、大間々教会、桐生教会そして聖クララ会で、信徒の皆さんやシスター達と有意義な時間を過ごされたそうです。特に大間々教会周辺の山道を自転車で走ることは楽しかったとか。そのような下地があって今回の飯能教会着任ということになったのかも知れません。
 自転車といえば、神父様のホームページ(*)に趣味はサイクリングと書いてありました。飯能に来られても時折走り回っておられるようです。ところが趣味はそれにとどまりません。「店を出せる」と太鼓判を押された料理の腕をお持ちで、写真や演劇に関しても造詣が深いマルチな才能をお持ちの方です。来日当初日本語の勉強の傍ら日本を知ろうと先生について能や生け花を勉強したと聞くに及び、単なる勉強家というレベルを超えているような感じをもちました。(川越・高平)
*神父様のホームページ…http://www13.plala.or.jp/LigezaStanislaw/

飯能教会…♪リゲンザ神父様着任歓迎とサマーコンサート

2012.9.15


リゲンザ神父様

国際合唱団
 この秋、献堂50周年記念を迎える飯能教会は6月から司祭不在の教会でしたが、8月21日、リゲンザ・スタニスワフ神父様を飯能教会にお迎えすることができました。着任後初めての主日ミサが8月26日でした。
 この日は恒例のサマーコンサート(第10回目)が予定されていましたが、急遽「歓迎コンサート」となりました。出演者は4歳の園児から85歳のレギュラー出演者まで多彩な顔ぶれで、さまざまな楽器の演奏や独唱の他に、合唱ではフィリピンやペルーの方々がそれぞれ中心となって息の合った歌声を披露し、小さいながらも国際色豊かな飯能教会を演出することができました。この日、コンサートのために川越教会から駆けつけて下さったホアン神父様も快く飛入に参加してくださり例年以上の会となりました。
 終了後、歓迎パーティーの予定でしたが、リゲンザ神父様が兼任なさる秩父教会の主日ミサのために会を早々に切り上げて、神父様を待つ秩父教会に飛んで行くことになり、少々手荒な歓迎会となってしまいました。教会行事の多い時節、特に50周年記念を迎える飯能教会は大きなお恵みに包まれました。多くの方々のお祈りに感謝致します。
 リゲンザ神父様ご自身のホームページがあります。是非ご覧ください。(飯能・泉)   
http://www13.plala.or.jp/LigezaStanislaw/

所沢教会…防火・防災訓練=「いつも備えていなさい」

2012.9.10


消火器訓練

まだ夏の日差しです
 所沢教会委員会では防火計画書を作成し防火管理責任者を決めていますが、名ばかりで絵に描いた餅になっていました。所沢消防署から立ち入り検査を受け、防火訓練を実施するように指導を受けたのを契機に、東日本大震災3.11の一周年にあたる3月に避難誘導訓練を実施ました。その時の反省から防災グッズを整備するとともに、9月の関東大震災記念日のころに、もう一度防火・防災訓練をすることが決まりました。
 9月9日のミサ後、今年2回目の防火・防災訓練を行いました。今回は聖堂のストーブ付近からの火災を想定した避難誘導訓練に加え、隣接する公園で消防署からお借りした訓練用消火器3個を使って消火器の取扱い訓練も行いました。実際に火災・地震が発生した時対応できるように日頃の備えの大切さを信徒の皆さんも実感して頂けたと思います。(所沢教会・清水正裕)

ブロック…【ご案内】インターナショナル・フィエスタ

2012.9.7


行事のポスター
 2012年10月21日(日)所沢教会で、インターナショナル・フィエスタが行われます。
このイベントの中心は「奇跡の主」のお祝いのミサ(谷司教様主司式の司教ミサ)と「奇跡の主の御絵(十字架のキリスト)」をみこしに乗せて賛美歌を歌い歩く行列です。これは「セニョール・デ・ロス・ミラグロス」というペルーで最も大事にされているお祭りを当地でも行うもので、現地ペルーでは毎年10月18日、19日、28日に首都リマのラス・ナサレーナス教会を出発した行列が街中を練り歩き、盛大に祝います。起源など詳しい情報はネットで「奇跡の主」で検索していただくと知ることができますのでごらんになって下さい。
 スペイン語圏信徒と交流し、ペルーの祭りを体験する良い機会ですのでぜひおこし下さい。
 また、当日は聖歌とクリスチャン・ポピュラー・ミュージックのコンテストがあり、歌や合奏が披露されます。コンテスト参加者を現在募集中で、当日の演奏は谷司教様を委員長とした審査グループが審査し、優秀なグループには賞状が授与されます。
 プログラムは 9:30行列用御絵への献花 10:00司教ミサ開始 11:15行列出発 12:15 ミュージックコンテスト開始 終了は15:00の予定です。昼食の販売もありますので、1日楽しんでください。
 なお、この行事に参加する方は、抽選で賞品があたるお楽しみ券つきのチケットを300円で購入いただきます。このチケットの収入は全額「もみの木」に送金し、災害復興に役立ててもらいます。(所沢・河野テレサ/川越・高平)

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