カトリックさいたま教区
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埼玉西ブロックニュース BLOCK NEWS/Western Saitama

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所沢教会…所沢教会の待降節・降誕祭

2012.12.20

 待降節に入り教会の入り口わきに飼葉おけの幼きイエス様が飾られ、夜にはライト・アップされました。教会の近所の方も夜教会の前を通るとライト・アップされた飼葉おけの幼きイエス様に目を留めて下さると思います。待降節の期間中は、愛の実践活動としてSOSグループの愛の献品募集への協力や、教区のイエスの食卓献金への協力を行っています。
 聖堂内のモミの木には毎年教会学校の子どもたちが思い思いのお祈りをミサで奉納し飾つていますが、今年は信仰年の中で大人の信徒にも夫々のお祈りをモミの木に飾って頂くことにしました。
 降誕祭は夜7時から教会学校の子どもたちによる聖劇上演で始まり、8時から多国籍インターナショナル・ミサ形式で降誕祭の夜半ミサが祝われます。東日本震災後二年近くたった今も苦難を背負っておられる被災者の皆さんが、一日も早く心が休まる日々を送ることができるように、待降節・降誕祭の中で信徒が心を一つに合わせて祈りたいと思います。」(所沢教会・清水正裕)

聖堂内。左翼にもみの木

祈りが飾られたもみの木

戸外の馬小屋

クローズアップ

川越教会…第38回川越市民クリスマス

2012.12.18


子ども聖歌隊

メサイアの演奏
 恒例の市民クリスマスが12月15日(土)に市民会館の大ホールで開催されました。ホールはほぼ満員の観客で埋まっていました。今年も楽しい子ども聖歌隊の歌声が響き渡りました、その後、バッハ研究会合唱団によるヘンデル作曲「メサイア」を聴きました。
 「メサイア」とは古代イスラエル人が待ち望んだ「救い主」(油を注がれるもの=イエス・キリスト)を指します。聖書から引用された言葉が、独唱、重唱、合奏で繰り返されながら賛美されました。ヘンデルの曲をバッハ研究会の皆さんが歌われたのも興味深いものでした。
 バッハ研究会合唱団の歌声は素晴らしいものでした。その賛美の歌声の中で、ホールにいつも居られるはずの一人の姿が見えないのがとても寂しく心から残念に思いました。来年は80歳で、この市民クリスマスの実行委員長を担当されるはずだったワレ神父様はきっと天国からこのクリスマスを楽しまれているんだと思うと胸が熱くなる思いでした。
 終わりに大橋司祭から、ワレ神父様の急逝に触れられ、1年を通して準備会場としてカトリック川越教会の多大な協力への感謝と神父様への哀悼の言葉が述べられました。来年も引き続き行われます、更に多くの方の参加が望まれます。(川越・土井)
*川越市民クリスマスは川越市内の19のキリスト教会と1協賛団体が協力して開催している宗派を超えた催し物で、今年で38回を重ねました。

ブロック…ワレ神父様の通夜/葬儀・告別式

2012.12.18


通夜の献花

葬儀ミサに集まった人々
 ワレ神父様の通夜は12月7日(金)、葬儀ミサは翌8日(土)、川越教会に入りきれないほどの人々を集めて行われました。通夜の主司式は谷司教様、祭壇にはシェガレ、ローランド、猪俣の各神父様他6〜7名の神父様方、そして祭壇脇、前ベンチ2列に沢山の祭服姿の神父様方。合計50名くらいでしょうかこんなに沢山の司祭、助祭がワレ神父様の死を悼んで集まったのです。
 何人かの神父様方がワレ神父様の思い出を語られた後、神父様方全員が立ち上がり歌い始めたラテン語の歌。わけもわからずただ聞いていましたが、聖務日祷の最期に歌うマリア様に捧げる聖歌だそうで、神父様方の絆が感じられるとても良い歌声でした。
 翌8日の葬儀ミサも沢山の人が集まりました。司祭席には式次第と共にワレ神父様のベルのコレクションからひとつずつが置かれていました。この日も主司式をされた谷司教様は、説教の前後にこのベルを一斉にならしてくださいました。「ワレ神父様の天国の凱旋を祝うベル」とのこと。素晴らしい思いつきでした。
 今回の祭儀で川越教会に多くの神父様をお迎えし、司祭団の団結の強さも改めて理解しました。そして少し時間が経過したこの時期になると、司祭がいてくださることのありがたさを深く感じます。私たちは貴重で、かけがえのない方をなくしてしまいました。(川越・高平)

川越教会…ワレ神父様帰天

2012.12.5


ありし日のワレ神父様
 今、川越教会は父を亡くした悲しみに包まれています。私たちのジャン・ワレ神父様が12月3日、外出先から川越への帰り道突然の心臓発作に襲われて帰天されました。79歳。確かにご高齢ですが、お元気な様子でした。もうしばらくは私たちをご指導いただけるものと思っていた私たちを、この知らせは驚かせました。
 時間が経つと、私たちには悲しみと同じくらいに自責の念がふくらんでいます。やはり無理をお願いしてしまっていたのか、という思いです。ブロック内を飛び回ってミサを捧げていた神父様を知りつつ、私たちは自ら申し出て集会祭儀をやらせていただくことをしませんでした。私たちはこの思いをしばらく抱えながら過ごすことになるのでしょう。(川越・高平)
通夜12月7日(金)18:00〜  葬儀・告別式12月8日(土)11:00〜 いずれも川越教会にて

川越教会…秋の学習会

2012.12.5


佐久間神父様
 「教皇は信仰の門と題するメッセージを発信して信仰年を定めました。信仰の意味を深める1年にしましょう。信仰は生涯の伴侶であり、友です。信仰をもってこの世を見ると、今もいつも存在する神のわざを発見することができます。発見できれば、独りぼっちではないとわかり、安心して生きていくことができます。」というお話から始まった今年の学習会は11月25日(日)に行われました。講師は上智大学教授であり、聖母大学学長、佐久間勤(つとむ)神父様、テーマは「第2バチカン公会議50周年と私達の信仰」―特に信仰を基軸として―でした。
 大学の講義でなれておられるのでしょう、明快でわかりやすく、100名ほどの参加者にとって1時間の講義はあっと言うまでした。価値ある講話をいただいた佐久間神父様に心より御礼申し上げます。講話の中から、お言葉をいくつか拾いました。
 「カテキズムということばがありますが、これには公教要理、信仰を文章にしたものという感じがあります。しかし、本来の意味は『響かせる』ということになります。みことばによって自分自身が共鳴して動き出す。常に響いていることが大事になるのです。理解は必要だが、それは一部、やはり響いて動く必要があるのです。」
 「神は人には理解しつくせません。ですから理解しているかどうかは後回し。それはだんだんに悟ることになるでしょう。そして、知れば知るほど喜びがあるのです。顔が輝きます。そうしたものが信仰です。」
 「私たちの進む方向にはイエスが歩いてくださった道があります。歩かれた道を自ら望み、自由な意志でついてゆくのです。そこには神からいただく喜び、平和がきっとあります。それは独特の恵みです。」(川越・高平)

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