年間第11主日、谷司教様のカトリック佐野教会訪問があり、英語ミサが行われました。 広い聖堂が一杯になるほど信者が集いました。当日の福音は、「からし種はどんな種よりも小さいが、どんな野菜よりも大きくなる」という、マルコ4・26から。 「神の国のために、人間の役割は種をまくことです。私たちはいろいろなところで種をまけます。その種を成長させてくださるのは神様です。」 との谷司教様お話に、私たちがかかわる現実の社会の場面を思い起こしながら心あらたにいたしました。シスター和田がお説教を英訳してくださり、英語圏の方たちもわかりやすかったと思います。 ミサのあとは、「信者の高齢化、国際 化、地域での教会の役割」というテーマで司教様の講演がありました。 「独居老人数の増大や、核家族化と親の多忙による親子の会話不足の問題は、人類がかつて経験していないこと。」 「見捨てられていないというメッセージは、安心感を与える。」 「国籍が違っても、皆神様の子であり兄弟・姉妹である。」 など、わかりやすい講演に、参加者は皆感銘を受けました。 講演ののちは、持ち寄った、フィリピン、ブラジル、ペルー、日本の国際色あふれる料理で食事を楽しみました。 (文責 本郷)
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