カトリックさいたま教区
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司教メッセージ MESSAGES

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2012年新年の司教メッセージ

2011/12/28(Wed)
日本語ふりがな
"信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。"(ヘブライ人への手紙11:1)

さいたま教区の兄弟姉妹の皆様へ

クリスマスおめでとうございます。そして、新年おめでとうございます。

 2011年は東日本大震災が起こり、東北だけではなく、さいたま教区内でも広範囲に及ぶ被害がありました。皆様から、そして国内・海外からも多くの支援が寄せられました。この場を借りてお礼申し上げます。被害にあった教区内の施設については皆様が力を合わせて復旧に取り組んでくださいました。また、被災地であったにもかかわらず、皆様が東北の被災地を支援してくださいました。わたしは皆様に敬意を表します。そして、皆様のことを誇りに思っています。
 東北への支援活動の中で、多国籍教会として様々な支援が出来たことは素晴らしいことでした。炊き出し一つをとっても、メニュー、歌や踊りなども国際色豊かなものでした。それは被災地の人々に喜びのうちに受け入れられました。また、これまで教区として行ってきた傾聴ボランティアの養成講座も功を奏し、被災地での傾聴ボランティア活動もスムーズに始めることができました。

 この多国籍教会としての共同体作り、傾聴ボランティアの養成などは「さいたま教区の優先課題」として10年間取り組んできたものでした。そのほかにも様々な課題に取り組んできました。東日本大震災の被災者支援において、皆様の優先課題への取り組みが成果として表れたと言えるでしょう。

 わたしたちは2010年から1年かけて「さいたま教区の優先課題」を見直し、昨年の9月に「さいたま教区宣教司牧の基本方針と優先課題(2011〜2020年)」を策定しました。この新しいものができたのも、皆様がこれまでの優先課題について話し合い、理解を深めてくださったからです。新しい優先課題に取り組むことを通して、現代社会のただでキリストと出会いながら、キリストの教えを信仰共同体の中で共に学び、共に祈り、多くの人々と共に福音を生き、そして伝える力の溢れる共同体をめざしていきたいと思います。(1)

 大震災では2万人もの方々が一瞬のうちに亡くなられました。このことは私たちにとって大きな衝撃でした。私たちは死というものを目の当たりにし、死と復活、生きることの意味を見つめ直すことになりました。また、家族の絆、地域の絆がいかに大切なものであるのかを実感させられました。日常の生活の中で死と復活を見すえながら生きるということは、今の生を意味あるものとして一日一日を生活していくことです。それは一人ひとりの出会いを大切にし、絆を強めていくことにもつながるでしょう。私たちの教会共同体の中でも同じように信仰による出会いと絆の大切さを見直していければと思います。信徒、司牧者が共に同じテーブルを囲み、話し合い、主の恵みを分かち合って協働し、兄弟姉妹として、より豊かに成長することをめざしていきましょう。(2)

 新しい優先課題の一つに「東日本大震災の復興支援」が挙げられました。震災の復興支援はこれからも長期にわたって続けなければなりません。仮設住宅に住んでいる人たちへの支援も復興支援の大きな柱です。これからも被災地の方々との出会いを大切にしていきたいと思います。また、東日本大震災の被災地ばかりでなく、社会の中で、また、教会の中でも多くの人々が悩み、苦しんでいます。すべての人々が人間らしく生きることができるように、共に祈り、連帯し、行動していきましょう。(3)

 パウロはヘブライ人への手紙の中で「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです」と述べています。新しい年の始まりにあたって、このパウロの言葉を黙想し、希望のうちに新しい年を歩み始めたいと思います。わたしたちを希望のうちに導いてくださる神に感謝し、皆様に新年の祝福をおくります。

†全能の神、父と子と聖霊の祝福が皆様の上にありますように。

2012年1月1日
さいたま教区司教
マルセリーノ 谷 大二


(1)「さいたま教区宣教司牧の基本方針と優先課題(2011〜2020年)」基本方針1
(2) 同 基本方針2
(3) 同 基本方針3


 [司教メッセージ] 




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