カトリックさいたま教区
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カトリックさいたま教区

司教メッセージ MESSAGES

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2021.1.1 (金)  新年メッセージ

ひらがな

2021年の年初に当たって

主があなたを祝福し、あなたを守られるように(民数記6・24)

さいたま教区の兄弟姉妹の皆様、

主が、新しい年を喜びと希望で満たしてくださいますように。

 元旦の今日、教会は「神の母聖マリアの祭日」をお祝いしています。マリアを通して受肉した神が、新しい年、2021年も私たちと共にいて、見守ってくださいますように。

 加えて、教皇パウロ6世が1968年に制定された「世界平和の日」の第54回目もお祝いしています。教皇フランシスコは、新型コロナ感染症のパンデミックの中での私たちが体験した一つ一つの出来事により、兄弟愛に満ちた関係に基づいた社会を築くために、互いを思いやり、被造物を大切にすることがいかに重要であるかを教えられたとして、今年のメッセージのタイトルを「平和への道のりとしての思いやりの文化」とされました。教皇のおっしゃる「思いやりの文化」とは、「今日はびこっている無関心、使い捨て、対立の文化に打ち勝つための文化のことです」と言われ、互いを思いやるという人間の使命の源は創造主である神にあること、その模範は創造主なる神にあることを述べ、それには、イエスの公生活、イエスの弟子の人生における思いやりの心を深く知るようにと勧めておられます。そして、思いやりの文化の基礎である教会の社会教説の諸原理に学ぶこと、言い換えますと、各人の尊厳と権利を促進するための、共通善のための思いやり、連帯による思いやり、被造物への思いやりと保護を勧め、そのための羅針盤を示し、「思いやりの文化なくして平和はありません」と結ばれています。

 昨年を振り返りますと、さいたま教区の皆様は、わたくしがお送りした14次にわたる「新型コロナウイルス感染症のパンデミック下における対応」や「励ましのメッセージ」、そして、手紙「挑戦のとき」をしっかりと受け止めてくださり、共に歩んできてくださいました。皆様が成し遂げてくださった一致の根底にはすでに「思いやりの文化」の芽を出していることを私は確信しています。新型コロナウイルスのパンデミックの終息が未だ見えない今、心を新たにして、新しい年を、「平和への道のりとしての思いやりの文化」を育み、守り、他の人との連帯を実現しながら、平和の道具として、預言する人、証しする人になれるように、わたくしも皆様と共に努めたいと思います。

 新年に当たり、アシジの聖フランシスコの祝福によって、皆様お人お一人に兄弟的な祝福をおくります。
「主があなたを祝福し、守ってくださるように。
主が御顔をあなたに示し、あなたを憐れんでくださるように。
主が御顔をあなたに向けて、あなたに平安を与えてくださるように。」

父と子と聖霊の御名によって。アーメン。

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