カトリックさいたま教区
ホーム・Home初めての方へ・Welecomeお問い合わせ・Contactサイトマップ・Sitemapご利用について・Conditions of Useリンク・Links文字サイズ・Text sizeQRコード
カトリックさいたま教区

信仰講座 ARCHBISHOP COUSE

一覧表に戻る

■ 第2回「イエスの呼びかけ」  2018. 1.20 説教


第一朗読 ヨナ3・1〜5、10
第二朗読 一コリント7・29〜31
福音朗読 マルコ1・14〜20

福音
ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。二人はすぐに網を捨てて従った。 また、少し進んで、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、すぐに彼らをお呼びになった。この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、イエスの後について行った。


説教
 年間第三主日B年のミサをお献げしております。ミサの時には必ず福音が朗読されます。

 今日の福音はマルコによる福音第一章から採られています。わたくしたちはイエス・キリストの弟子となり、また日々、イエス・キリストの弟子として、よりよく生きることが期待されています。イエスはどんな人であったのか、イエスは何を教えたのか、どのように生きたのかということを福音書から学ぶことが大切であります。ですから、ミサの時、必ず福音が読まれることになっています。更に主日、祭日ですと第一朗読、第二朗読が読まれます。第一朗読、第二朗読も、福音の朗読をよく理解するために有益な、関係の深い箇所が選ばれているのであります。イエスが洗礼者ヨハネから洗礼を受けた後、聖霊をお受けになって宣教活動を開始されました。イエスの宣教は神の国の福音と呼ばれています。そして、そのイエスの呼びかけに応えて、弟子になる人がでてきた。イエスの活動は神の国の福音の宣言とそれからご自分の弟子をつくることであったと思います。

 先週の主日の福音を覚えておられるでしょうか。先週もイエスが弟子をつくったという話でありましたが、ヨハネの福音から採られていて、おそらく使徒ヨハネご自身だろうと思いますが、イエスに出会った時のことを思い出して、ちょうどその時、4時ごろであったろうと書いてあります。ヨハネの福音では、アンドレアとヨハネがイエスの泊まっている所に行って、多分一晩、イエスと共に過ごしたのでしょう。そのあと、アンドレアは兄弟のシモン・ペテロに会って、イエスのことを告げた。ですから、今日の福音の内容とかなり違うんですね。今日の福音だと、二人一緒にですね、シモンとシモンの兄弟アンドレアが一緒にイエスの招きに応じたとなっているんですね。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう。」そう言われて、躊躇なく従ったのでしょうか。そういうことはあるでしょうかね。更に二人の弟子、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネもイエスの招きに応じました。この二人も父ゼベダイと雇人たちを船に残してイエスの後についていった。ちょっと声をかけられただけで何もかも捨てて、後にして、家族のこと、仕事のことそのほかいろんなことの中に置かれているんですけれど、それを全部やめて、全く新しい生活に入る、あるいは特定の人についていくということは大変なことでありまして、弟子たちはその後、イエスに従って何年くらい過ごしたんでしょうね。3年くらいと言われているけれども、イエスの弟子としての生活をし、イエスの生涯をつぶさに体験し、一緒に過ごしたわけであります。これはイエスが直接呼びかけてつくった弟子たちのことでありますが、今わたくしたちは教会として歩んでいますが、イエスの時代とは2千年という年月のへだたりがある。場所も日本という国であります。皆さんもイエスの呼びかけを何らかの形で、イエスに出会い、イエスの呼びかけを受けた人々ですね。どういうような呼びかけでしたか?どういう風にしてイエスと出会ったでしょうか。そのことを思い起こし、そして更にイエスは今わたくしたちに何を望んでいるのかということを、更に考えてみるのは大切なことではないだろうか。

 今日のミサの集会祈願を見てください。このお祈りは今日のミサの趣旨をよく表していると思います。

 「いのちの源である神よ、移り変わるものごとに心を奪われがちなわたしたちに、あなたは変わることのない救いの喜びを与えてくださいます。ここに集うわたしたちの心を新たにし、キリストに従って歩む者としてください。聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン」

 洗礼を受けた時、いろいろな約束をしたわけです。堅信の秘跡もあります。更に司祭は叙階という神聖な秘跡を受けて、神様から特別な恵み、力、祝福を頂いて、使命を生きる者となっております。皆さんもひとり一人、自分はいつ、どのようにしてキリストの弟子になります、と手を挙げたのか、そして、その時の決意をどのように生きているのか。振り返る良い時ではないかと思います。


一覧表に戻る