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復活の主日「復活の聖なる徹夜祭」



2016年3月26日 復活徹夜祭


カトリック浦和教会

復活徹夜祭は、教会の伝統が伝える、もっとも豊かな、そして重要な典礼であります。今晩は、特に、洗礼の意味を皆さんとご一緒に味わってみたいと思います。
洗礼式では、「白衣の授与」が行われます。その際、司祭はつぎのように言います。「あなた方は新しい人となり、キリストを着るものとなりました。神の国の完成を待ち望みながら、キリストに従って歩みなさい。」
白い衣を受けるとは、生まれ変わって新しい人となる、ということを意味しています。
引き続き洗礼を受けた者は、自分の持つろうそくに復活のろうそくから光を受け取ります。これは、復活の命を受けて復活の命を生き、復活の光を受けて、人々を照らす者となる、ということを表しています。
洗礼とは、パウロが本日のローマ書の朗読(ローマ6・3-11)で教えているように、キリストの死と復活にあずかること、キリストと共に死に、キリストと共に、新しいいのちに生きるようになる、ということです。洗礼を受ける人は、罪に支配される古い自分に死に、キリストの復活のいのちを受けた新しい人間として生まれ変わるのです。第三朗読の出エジプト記(14·15-15·1)は、紅海を渡ってエジプトでの奴隷の状態から解放されたことを述べています。朗読の後、祈願で述べていますように、それはあらかじめ洗礼の秘跡を示す印であり、紅海は洗礼の泉を、イスラエルの民は、洗礼によって罪から解放されるキリスト信者を現していました。
また、本日のエゼキエルの預言の朗読(36・16-28)は、旧約時代にすでに洗礼を預言して次のよう述べています。
「わたしが清い水をお前たちの上に振りかけるとき、お前たちは清められる。わたしはお前たちを、すべての汚れとすべての偶像から清める。わたしはお前たちに新しい心を与え、お前たちの中に新しい霊を置く。わたしはお前たちの体から石を取り除き、肉の心を与える」。(36・25-26)
神の霊の働きによって、わたしたちの頑な心は粉々に砕かれて肉のような柔軟で素直な心になります。まったく新しく生まれかわることができるようになるのです。
人間、どうしようもない体験をすることがあります。自分で自分のことが嫌でたまらない、ということがあるかもしれません。しかし、人の目にはどのように見えても、自分にはどう思われても、神にはお出来になれないことはありません。人はどのような過去にも決別し、新しく生まれ変わることができるのです。
今日洗礼を受ける皆さん、洗礼によって受ける新しい命は、最後の過ぎ越しである死によって完成します。死から命へ、という過ぎ越しを生きる復活の信仰に従い、これからの日々を希望と信頼を持って主なる神におささげいたしましょう。


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