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聖香油のミサ



2016年3月23日、聖香油のミサ


カトリック水戸教会

第一朗読 イザヤの預言 61・1-3a,6a,8b-9
福音朗読 ルカ 4:16-21

皆さん、今日わたしたちは聖香油のミサを献げ、司祭職制定を記念します。
「初心を忘るべからず」と言いますが、司祭は叙階を受けたときの決意と約束を忘れてはなりません。今日は司祭叙階のときに表明した約束を更新する日です。
わたしたち司祭は司祭の叙階を受けたとき、次のように約束しました。

1. 聖霊に導きのもとに主の群れを司牧するあたり、司教団のよい協力者なって、司祭団の一員として与えられた祭司の務めをたえず果たします。
2. 福音を宣べ伝え、カトリックの信仰を表すことによって、神のことばに奉仕する務めを誠実に果たします。
3. 神を賛美し信じる民を神の導くために、キリストの秘儀、特に感謝の祭儀とゆるしの秘跡を、教会の伝統に従って敬虔に正しく執り行います。
4. たえず祈るようにとの主のご命令に従い、自分にゆだねられた民のために神のあわれみを祈ります。
5. 教会共同体の助けのもとに、貧しい人、苦しむ人、助けを必要とするすべての人に、主の名によって、神にいつくしみを示します。
神のいつくしみを示すとはまさに特別聖年の精神を実行する、ということです。
6. 司教とのきずなの中で、尊敬の心をもって司教に従うことを約束します。
7. わたしたちのためにご自身を清いささげものとして御父にささげた大祭司キリストに日ごとに固く結ばれ、キリストとともに自分自身を、人々の救いのために神にささげます。
この決意表明を受けて司教は祈りました。
「あなたがたのうちに、よい技を始めてくださった神ご自身が、それを完成してくださいますように。」

今日は、司教と司祭の関係について思いを新たにするときです。
司教の務めについて教会法は次のように述べています。(新教会法典384条参照)
1. 協力者、助言者として司祭の意見を聴取しまたその権利を擁護すること。
2. 司祭が任務をふさわしく実施できるよう、司祭の霊的並びに知的生活に配慮し、そのために有益は手段と制度を整備すること。
3. 司祭がふさわしく生活できるように配慮し援助すること。

最近行われて司教除荷式で教皇フランシスコは最近次のように言っています。
1、 司教になすべき第一のことは、「祈る」ということ。
2、 司教は、司祭に会う時間が取れないほど忙しくしてはならない。

さいたま教区の牧者として特に求められる司教の務めとはどうであるか、と言えば、一部重複しますが、わたしは次のように考えます。
1. 霊的生活を大切にし、祈りに熱心であること。
2. 多国籍教区として国籍、言語、文化、習慣等の違いを尊重しながら、キリストにおける交わりと一致を推進すること。
3. 司祭の生涯養成と霊的生活の指導と配慮に特に注意を払うこと。
4. 精神的に不安定な人々の保護、指導、援助に配慮する。

司教、司祭がこの決意と務めをよく果たすことができますよう、皆さんのお祈りをお願いします。

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