カトリックさいたま教区
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メッセージ「司牧者大会に参加して」



「司牧者大会2015」に参加して


さいたま教区の皆さん、

十 主の平和が皆さんとともに

6月22日より24日にかけて、今年の「司牧者大会」が開催され、およそ60名の司牧者(司教、司祭、助祭、シスター、職員など)が参加しました。大会を準備し運営を担当してくださった皆さんに厚く御礼申し上げます。

わたくしも教区管理者としてはじめて参加し、参加してくださった司牧者の皆さんの声に耳を傾け、また開会と閉会のときには挨拶と講話をいたしました。
一昨年の7月、谷大二司教が辞任されて以来約2年が経過しました。思いがけないこの出来事に出会い、教区は試練の時を過ごしてきました。

今回の「司牧者大会」では、この困難な状況の中で、現状を分かち合い、今後のあるべき歩みについて率直に話し合うことができました。これは大きな恵みです。「司牧センター」についても時間をかけて話し合いました。

わたくしは、「司牧者大会2015」に参加して今思うことを、さいたま教区のすべての皆さんにお伝えし、皆さんとご一緒に祈りのうちにさらに検討を続けたいと考えます。

1) 信仰の生涯養成
わたしたちは皆信仰を深めるための努力を続けなければなりません。信徒とともに、司牧者自身も信仰の生涯養成を受ける必要があります。その上で、司牧者は、信徒の皆さんの信仰教育を導き助けなければなりません。

そのために、わたくしは、まず聖書の分かち合いを奨励します。また、カテキズムの学習、それに加えて、司牧者の皆さんとは、新しい『司牧に関する法規の手引き』(新教会法典準拠)1)の学び、「新しい『ローマ・ミサ典礼書の総則』にもとづく変更箇所」2)の学び、などの課題に一緒に取り組みたいと思います。

わたしとしては、さらに、ミサと教会の祈りを大切にするよう、そして、一人ひとりがキリスト者としての霊性を深める努力を日々の生活の中でそれぞれに工夫するよう訴えたいと思います。

2) 組織・制度の見直し
大会では、教区の「ブロック」の在り方、また教区本部の在り方が話題となりました。現在の制度と組織にはどんな課題があるのか、さらに議論を進め、適切な変更や改革の準備を進めてゆきたいと考えます。そのために、近くスタートします宣教司牧協議会に諮問して、信徒の皆さんのお考えをしっかりとお聴きしたいと考えています。また、「司牧センター」についてもさらに検討を重ねる予定です。

3) 多国籍教会としての成長
さいたま教区の特徴は「多国籍」(多民族、国際的)であるという点にあります。多国籍教区であることから求められている課題は多いです。多くの皆さんの声にどのように応えたらいいでしょうか。祈りと対話の内に、落ち着いて、共に、対応を捜し求めましょう。
多くの方々が、多国籍教区として、子どもの信仰教育の緊急性を説いています。是非、具体的な道筋を策定したいと思います。

4) 傾聴の大切さ
わたしは、このたび、さらに「傾聴」の大切さを感じました。わたしたちは互いに兄弟姉妹として、傾聴しあうための準備の研修を受けなければならないでしょう。
そして同時に、「傾聴」と言えば祈りです。何より「主イエスに聴く」ということが大切です。それは日々の祈りの生活です。
なお、現代の荒れ野で悩み苦しむ人々の訴えを受け付ける窓口が必要であることは論を待ちません。この必要について、教区本部としての具体的な対応を検討したいと思います。

皆さんの上に、いつくしみ深い主なる神の祝福を祈ります。




2015年6月29日、聖ペトロ、聖パウロの祭日

さいたま教区管理者 大司教
ペトロ 岡田武夫




(1)1979年7月1日付で公刊された『司牧に関する手引き――司祭用――』を、第二バチカン公会議後の法規の変更に対応するために、日本における司祭たちの手引きとして作成されましたが、その後、1983年に『カトリック新教会法典』が公布されたため、それに準拠すべく編纂され、2014年度定例司教総会にて承認されたものです。

(2)新しい『ローマ・ミサ典礼書の総則』に基づく変更箇所についての説明書で、2015年11月29日(待降節第1主日)から実施されるものです。

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