カトリックさいたま教区
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東京教会管区会議ミサ



2015年7月8日 東京教会管区会議ミサ


那須高原「マリアの家」にて

第一朗読 創世記41・55-57、42・5-7a、17-24a
福音朗読 マタイ10・1-7

2015年の東京教会管区会議を終了するに際して、開催地のさいたま教区を代表して挨拶申し上げます。司教様、神父様、シスターの皆さん、お忙しい中、また、遠路、さいたま教区の那須までお越しいただき、ご一緒に話し合い、祈りをささげ、また楽しいひと時を過ごしていただきました。厚く御礼申し上げます。
また、管区大司教として、今回の会議を準備し、参加者のお世話をして下さったさいたま教区の本部と那須高原「マリアの家」の佐竹ご夫妻にも感謝いたします。

わたしくは、一昨年の7月に使徒座任命のさいたま教区管理者に就任いたしました。その時から約2年経ちます。その間、自分の弱さと悪の力の攻撃、ということを日々感じながら過ごしてきました。
「わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください」という『主の祈り』の最後の祈願は、わたくしの日々の切実な祈りであります。
きょうの福音の冒頭は次のようです。
「イエスは十二人の弟子を呼び寄せ、汚れた霊に対する権能をお授けになった。汚れた霊を追い出し、あらゆる病気や患いをいやすためであった。」(マタイ10・1)
汚れた霊とは「悪霊」、「悪魔」のことでしょうか。わたしたちの周りには、なぜそのようなことが起こるのか、理解に苦しむ出来事が起こります。それは、わたしたちの力の及ばない、不可解な、闇の中の出来事です。そこに、悪の力、悪霊が働いていると考えざるを得ないのです。
闇と戦うためにはイエスの助けが必要です。悪を退ける力を受けなければなりません。それは聖霊の光、聖霊の導き、聖霊の助けに他なりません。「わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください」と心をこめて祈りたいです。また、病気、怪我、障がいに苦しむ司祭、兄弟姉妹を思い起こします。この方々の癒しをお祈りいたします。

今日の福音は、続けて12人の弟子の選任を告げています。12人の一人は「イエスを裏切ったイスカリオテのユダ」(マタイ10・4)です。つい「裏切り者のユダ」と呼んでしまいますが、それはユダへの不当な差別かもしれないと最近感じています。イエスを裏切ったのはユダだけではありません。他の弟子たちも同じです。2千年の歴史の中で、何故ユダだけが不当に憎まれ、嫌われ、非難され攻撃されてきたのでしょうか。ユダは人々の罪の結果を背負わされてきたのではないか、という考えもあると思います。そもそも何故ユダはイエスを裏切るようになったのでしょうか。イエスは最後までユダを愛していたのでした。

わたしは24年間の司教の務めのなかで、多くの司祭を叙階するという喜びを与えられました。しかし、また自分が叙階した司祭が司祭職の務めから離脱するという悲しみも味わってきました。
今日は、ユダのことから、司祭職の務めから離れている人たちを思いださないわけにはいきません。この人たちのこれからの歩みの上に神の導きと祝福を祈ります。

わたしたちは、それぞれ多くの課題・問題に直面しています。主イエスの助けを願いながら、力を合わせて共に歩んでまいりましょう。互いに赦し合い、助け合いながら、主イエスへの信頼と、神の国の完成の日への希望をもって進んでまいりましょう。
2015年の東京教会管区会議への参加、有難うございました。



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