さいたま教区宣教・福音化年、群馬地区の取り組みが始まりました。
群馬地区では、「自分が信じていることを、自分の言葉で、他の人に伝えるトレーニング」を目的に、「講話と学び合いコース‐自分の言葉で福音を語ろう‐」を毎月行うことにしました。
「第1回講話と学び合いコース」が、2017年5月20日(土)午後2時から4時まで、高崎教会で開催されました。今回のテーマは「いのち‐何のために生きているのか?」、講師はシェガレ・オリビエ神父。参加者は90人でした。
はじめに、宣教・福音化年のいのりを全員で唱え、講話に入りました。
シェガレ・オリビエ神父は「今までの教会はいのちの視点から福音を語ることはほとんどなかった。従来の神学は『生命』より『存在』、『私が生きる』より『私がある』、『生ける神』より『形而上の神』、『命』より『法』を重視してきた。その反省の元に最近の教会はいのちの大切さを語り、6つの視点を強調している」と語り、創造の視点、目的の視点、愛の視点、掟の視点、支えの視点、全体性の視点について説明されました。
講話を受けて、参加者は10グループにわかれ、キリスト者でない人たちの疑問を意識しながら、どう語ればいいのかを一人ずつ発言し、それについて分かち合いを行いました。
最後に、宣教・福音化年のテーマソングである「主は種を蒔く」を歌って集まりを閉じ、その後、高崎教会で準備してくれた茶話会で交流を深めました。