以下は、パリ・ミッション会管区長シュガレ神父の挨拶から。
「ワレ神父は、12月 3日日本宣教の保護者聖フランシスコ・ザビエルの祝日に亡くなりました。彼は、この日パリ・ミッション会の関東地区の集会に参加。 初めて「さいたま教区司祭・助祭の集まり」を欠席したとのこと。 わたしは、ワレ神父らしくないと一瞬思ったが、バリバリ働いてきたので、ゆっくりしても良いのではないか・・と思い、あまり心配はしなかった。
しかし、夜になって司祭・助祭の集まりに出席していたアントワン神父から電話で ワレ神父が亡くなったとの報が伝えられた時は、全く信じられなかった。
彼は本部からの帰路、車で関越道を走行中、新座料金所から約16qのところで、心臓発作を起したとみられ、車は中央分離帯に接触して停車。車は速度を落としてハザードランプを点滅、ギアをニュートラルに入れたままうつ伏せ発見されたとのこと。
『彼の死にかたは、彼の生き方に合っていた』『廻りくねった道よりも、近道を選んだ』など、生前の付き合いのあった方々の言葉です。 『彼らしく誰にも迷惑をかけず、そっと立ち去った。』のです。
ワレ神父の天国のイメージは、ワインとチーズで宴会をしているイメージでした。 きっと今は、諸聖人の宴会に参加して、地上の私達のために祈っていることでしょう。
・・・私達も彼の残した宣教の姿勢を引き継いで、残りの人生を過ごしていきましょう。」 |