カトリックさいたま教区
ホーム・Home初めての方へ・Welecomeお問い合わせ・Contactサイトマップ・Sitemapご利用について・Conditions of Useリンク・Links文字サイズ・Text sizeQRコード
カトリックさいたま教区

主日の福音 SUNDAY READINGS

一覧表示 > 2020年08月(6) - 逆順表示

年間第18主日 マタイ 14・13-21

2020/08/02(Sun)
14・13 イエスは、洗礼者ヨハネが死んだことを聞くと、舟に乗ってそこを去り、ひとり人里離れた所に退かれた。しかし、群衆はそのことを聞き、方々の町から歩いて後を追った。

14・14 イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て深く憐れみ、その中の病人をいやされた。

14・15 夕暮れになったので、弟子たちがイエスのそばに来て言った。「ここは人里離れた所で、もう時間もたちました。群衆を解散させてください。そうすれば、自分で村へ食べ物を買いに行くでしょう。」

14・16 イエスは言われた。「行かせることはない。あなたがたが彼らに食べる物を与えなさい。」

14・17 弟子たちは言った。「ここにはパン五つと魚二匹しかありません。」

14・18 イエスは、「それをここに持って来なさい」と言い、

14・19 群衆には草の上に座るようにお命じになった。そして、五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで賛美の祈りを唱え、パンを裂いて弟子たちにお渡しになった。弟子たちはそのパンを群衆に与えた。

14・20 すべての人が食べて満腹した。そして、残ったパンの屑を集めると、十二の籠いっぱいになった。

14・21 食べた人は、女と子供を別にして、男が五千人ほどであった。
(日本聖書協会 新共同訳)



年間第19主日 マタイ 14・22-33

2020/08/09(Sun)
人々がパンを食べて満腹した後、
14・22 イエスは弟子たちを強いて舟に乗せ、向こう岸へ先に行かせ、その間に群衆を解散させられた。

14・23 群衆を解散させてから、祈るためにひとり山にお登りになった。夕方になっても、ただひとりそこにおられた。

14・24 ところが、舟は既に陸から何スタディオンか離れており、逆風のために波に悩まされていた。

14・25 夜が明けるころ、イエスは湖の上を歩いて弟子たちのところに行かれた。

14・26 弟子たちは、イエスが湖上を歩いておられるのを見て、「幽霊だ」と言っておびえ、恐怖のあまり叫び声をあげた。

14・27 イエスはすぐ彼らに話しかけられた。「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」

14・28 すると、ペトロが答えた。「主よ、あなたでしたら、わたしに命令して、水の上を歩いてそちらに行かせてください。」

14・29 イエスが「来なさい」と言われたので、ペトロは舟から降りて水の上を歩き、イエスの方へ進んだ。

14・30 しかし、強い風に気がついて怖くなり、沈みかけたので、「主よ、助けてください」と叫んだ。

14・31 イエスはすぐに手を伸ばして捕まえ、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言われた。

14・32 そして、二人が舟に乗り込むと、風は静まった。

14・33 舟の中にいた人たちは、「本当に、あなたは神の子です」と言ってイエスを拝んだ。
(日本聖書協会 新共同訳)



聖母の被昇天 ルカ 1・39-56

2020/08/15(Sat)
1・39 そのころ、マリアは出かけて、急いで山里に向かい、ユダの町に行った。

1・40 そして、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。

1・41 マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、その胎内の子がおどった。エリサベトは聖霊に満たされて、

1・42 声高らかに言った。「あなたは女の中で祝福された方です。胎内のお子さまも祝福されています。

1・43 わたしの主のお母さまがわたしのところに来てくださるとは、どういうわけでしょう。

1・44 あなたの挨拶のお声をわたしが耳にしたとき、胎内の子は喜んでおどりました。

1・45 主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」

1・46 そこで、マリアは言った。

「わたしの魂は主をあがめ、
1・47 わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。

1・48 身分の低い、この主のはしためにも目を留めてくださったからです。
今から後、いつの世の人もわたしを幸いな者と言うでしょう、

1・49 力ある方が、わたしに偉大なことをなさいましたから。
その御名は尊く、

1・50 その憐れみは代々に限りなく、
主を畏れる者に及びます。

1・51 主はその腕で力を振るい、
思い上がる者を打ち散らし、

1・52 権力ある者をその座から引き降ろし、
身分の低い者を高く上げ、

1・53 飢えた人を良い物で満たし、
富める者を空腹のまま追い返されます。

1・54 その僕イスラエルを受け入れて、
憐れみをお忘れになりません、

1・55 わたしたちの先祖におっしゃったとおり、
アブラハムとその子孫に対してとこしえに。」

1・56 マリアは、三か月ほどエリサベトのところに滞在してから、自分の家に帰った。
(日本聖書協会 新共同訳)



年間第20主日 マタイ 15・21-28

2020/08/16(Sun)
そのとき、
15・21 イエスは、ティルスとシドンの地方に行かれた。

15・22 すると、この地に生まれたカナンの女が出て来て、「主よ、ダビデの子よ、わたしを憐れんでください。娘が悪霊にひどく苦しめられています」と叫んだ。

15・23 しかし、イエスは何もお答えにならなかった。そこで、弟子たちが近寄って来て願った。「この女を追い払ってください。叫びながらついて来ますので。」

15・24 イエスは、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊のところにしか遣わされていない」とお答えになった。

15・25 しかし、女は来て、イエスの前にひれ伏し、「主よ、どうかお助けください」と言った。

15・26 イエスが、「子供たちのパンを取って小犬にやってはいけない」とお答えになると、

15・27 女は言った。「主よ、ごもっともです。しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。」

15・28 そこで、イエスはお答えになった。「婦人よ、あなたの信仰は立派だ。あなたの願いどおりになるように。」そのとき、娘の病気はいやされた。
(日本聖書協会 新共同訳)



年間第21主日 マタイ 16・13-20

2020/08/23(Sun)
16・13 イエスは、フィリポ・カイサリア地方に行ったとき、弟子たちに、「人々は、人の子のことを何者だと言っているか」とお尋ねになった。

16・14 弟子たちは言った。「『洗礼者ヨハネだ』と言う人も、『エリヤだ』と言う人もいます。ほかに、『エレミヤだ』とか、『預言者の一人だ』と言う人もいます。」

16・15 イエスが言われた。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」

16・16 シモン・ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えた。

16・17 すると、イエスはお答えになった。「シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ。あなたにこのことを現したのは、人間ではなく、わたしの天の父なのだ。

16・18 わたしも言っておく。あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。陰府の力もこれに対抗できない。

16・19 わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。あなたが地上でつなぐことは、天上でもつながれる。あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる。」

16・20 それから、イエスは、御自分がメシアであることをだれにも話さないように、と弟子たちに命じられた。
(日本聖書協会 新共同訳)



 [主日の福音]   [次の5日表示]