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主日の福音 SUNDAY READINGS

一覧表示 > 2021年10月(5) - 逆順表示

年間第31主日 マルコ 12・28-34

2021/10/31(Sun)
そのとき、12・28b一人の律法学者が進み出て、イエスに尋ねた。「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか。」

10・29 イエスはお答えになった。「第一の掟は、これである。『イスラエルよ、聞け、わたしたちの神である主は、唯一の主である。

10・30 心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』

10・31 第二の掟は、これである。『隣人を自分のように愛しなさい。』この二つにまさる掟はほかにない。」

10・32 律法学者はイエスに言った。「先生、おっしゃるとおりです。『神は唯一である。ほかに神はない』とおっしゃったのは、本当です。

10・33 そして、『心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして神を愛し、また隣人を自分のように愛する』ということは、どんな焼き尽くす献げ物やいけにえよりも優れています。」

10・34 イエスは律法学者が適切な答えをしたのを見て、「あなたは、神の国から遠くない」と言われた。もはや、あえて質問する者はなかった。
(日本聖書協会 新共同訳)



年間第30主日 マルコ 10・46-52

2021/10/24(Sun)
10・46 イエスが弟子たちや大勢の群衆と一緒に、エリコを出て行こうとされたとき、ティマイの子で、バルティマイという盲人が道端に座って物乞いをしていた。

10・47 ナザレのイエスだと聞くと、叫んで、「ダビデの子イエスよ、わたしを憐れんでください」と言い始めた。

10・48 多くの人々が叱りつけて黙らせようとしたが、彼はますます、「ダビデの子よ、わたしを憐れんでください」と叫び続けた。

10・49 イエスは立ち止まって、「あの男を呼んで来なさい」と言われた。人々は盲人を呼んで言った。「安心しなさい。立ちなさい。お呼びだ。」

10・50 盲人は上着を脱ぎ捨て、躍り上がってイエスのところに来た。

10・51 イエスは、「何をしてほしいのか」と言われた。盲人は、「先生、目が見えるようになりたいのです」と言った。

10・52 そこで、イエスは言われた。「行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」盲人は、すぐ見えるようになり、なお道を進まれるイエスに従った。
(日本聖書協会 新共同訳)



年間第29主日 マルコ10・35-45

2021/10/17(Sun)
そのとき、10・35ゼベダイの子ヤコブとヨハネが進み出て、イエスに言った。「先生、お願いすることをかなえていただきたいのですが。」

10・36 イエスが、「何をしてほしいのか」と言われると、

10・37 二人は言った。「栄光をお受けになるとき、わたしどもの一人をあなたの右に、もう一人を左に座らせてください。」

10・38 イエスは言われた。「あなたがたは、自分が何を願っているか、分かっていない。このわたしが飲む杯を飲み、このわたしが受ける洗礼を受けることができるか。」

10・39 彼らが、「できます」と言うと、イエスは言われた。「確かに、あなたがたはわたしが飲む杯を飲み、わたしが受ける洗礼を受けることになる。

10・40 しかし、わたしの右や左にだれが座るかは、わたしの決めることではない。それは、定められた人々に許されるのだ。」

10・41 ほかの十人の者はこれを聞いて、ヤコブとヨハネのことで腹を立て始めた。

10・42 そこで、イエスは十二人を呼び寄せて言われた。「あなたがたも知っているように、異邦人の間では、支配者と見なされている人々が民を支配し、偉い人たちが権力を振るっている。

10・43 しかし、あなたがたの間では、そうではない。あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、

10・44 いちばん上になりたい者は、すべての人の僕になりなさい。

10・45 人の子は仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのである。」
(日本聖書協会 新共同訳)



年間第28主日 マルコ 10・17-30

2021/10/10(Sun)
そのとき、10・17イエスが旅に出ようとされると、ある人が走り寄って、ひざまずいて尋ねた。「善い先生、永遠の命を受け継ぐには、何をすればよいでしょうか。」

10・18 イエスは言われた。「なぜ、わたしを『善い』と言うのか。神おひとりのほかに、善い者はだれもいない。

10・19 『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、奪い取るな、父母を敬え』という掟をあなたは知っているはずだ。」

10・20 すると彼は、「先生、そういうことはみな、子供の時から守ってきました」と言った。

10・21 イエスは彼を見つめ、慈しんで言われた。「あなたに欠けているものが一つある。行って持っている物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」

10・22 その人はこの言葉に気を落とし、悲しみながら立ち去った。たくさんの財産を持っていたからである。

10・23 イエスは弟子たちを見回して言われた。「財産のある者が神の国に入るのは、なんと難しいことか。」

10・24 弟子たちはこの言葉を聞いて驚いた。イエスは更に言葉を続けられた。「子たちよ、神の国に入るのは、なんと難しいことか。

10・25 金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」

10・26 弟子たちはますます驚いて、「それでは、だれが救われるのだろうか」と互いに言った。

10・27 イエスは彼らを見つめて言われた。「人間にできることではないが、神にはできる。神は何でもできるからだ。」

10・28 ペトロがイエスに、「このとおり、わたしたちは何もかも捨ててあなたに従って参りました」と言いだした。

10・29 イエスは言われた。「はっきり言っておく。わたしのためまた福音のために、家、兄弟、姉妹、母、父、子供、畑を捨てた者はだれでも、

10・30 今この世で、迫害も受けるが、家、兄弟、姉妹、母、子供、畑も百倍受け、後の世では永遠の命を受ける。」
(日本聖書協会 新共同訳)



年間第27主日 マルコ 10・2-16

2021/10/03(Sun)
そのとき、10・2ファリサイ派の人々が近寄って、「夫が妻を離縁することは、律法に適っているでしょうか」と尋ねた。イエスを試そうとしたのである。

10・3 イエスは、「モーセはあなたたちに何と命じたか」と問い返された。

10・4 彼らは、「モーセは、離縁状を書いて離縁することを許しました」と言った。

10・5 イエスは言われた。「あなたたちの心が頑固なので、このような掟をモーセは書いたのだ。

10・6 しかし、天地創造の初めから、神は人を男と女とにお造りになった。

10・7 それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、

10・8 二人は一体となる。だから二人はもはや別々ではなく、一体である。

10・9 従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」

10・10 家に戻ってから、弟子たちがまたこのことについて尋ねた。

10・11 イエスは言われた。「妻を離縁して他の女を妻にする者は、妻に対して姦通の罪を犯すことになる。

10・12 夫を離縁して他の男を夫にする者も、姦通の罪を犯すことになる。」

10・13 イエスに触れていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。

10・14 しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。

10・15 はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」

10・16 そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された。
(日本聖書協会 新共同訳)



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